豊富なソケット類のラインナップで知られる国内工具メーカー、コーケン(Ko-ken)。 ハンドツール用工具のメッキ剥がれは残念だか、酸化皮膜仕上げに関しては一定の評価をしている。 写真は、カタログ掲載のない1/2"dr.インパクト用エクステンションバー150mm。 国内メーカーには珍しくロックボタン式のソケット保持機構を備える。 ロックボタンの固さはスナップオン(Snap-on)の同様方式のものと比較して柔らかめで、ソケットの離脱は容易。 使用頻度の比較的低い工具なのでスペックさえ満たせば、舶来モノの高価な工具はできれば避けたかった。 扱いの容易なインパクトアクセサリーは数少なく、フリクションボール式のインパクトエクステンションも含めてレギュラーラインナップに加えて欲しい。 … [Read more...] about コーケン(Ko-ken)インパクトエクステンション
メリー(MERRY)バリヤーレンチ YL-1A
工具の詳細はメーカーホームページに譲る。 室本鉄工のページ 無骨なデザインだが、持っていてよかったと思う異色の特殊工具。この発想は思いつきそうで思いつかないのか、パテント絡みか、他メーカーに類似品はない。 特に軽自動車のベルト調整。対象のボルトやナットに直接アプローチできてもレンチがほとんど振れない。 少しでも振ることができる場合はまだよい方で、全くレンチを動かすことができない場合も少なくない。邪魔な部品の脱着に手間を取られ、イライラした経験は無いだろうか? タイミングチェーンで1:1に遠隔駆動される3/8"sq.のドリブン&ドライブ。 障害物に阻まれた狭小なスペースには、送り角の少ないラチェットやギアレンチが適当かと判断しがち。障害物の無いところまで駆動部分を移動させ、大胆にラチェットを振り回すのは快感だ。 … [Read more...] about メリー(MERRY)バリヤーレンチ YL-1A
ヴェラ ヘキサゴンレンチ (Wera 現行マルチカラー品番 950SPKL/9SMN 073593)
今日届いたHex-Plusと呼ばれる面接触のヘキサゴンレンチは、Weraのパテントである。 同社のL型ヘキサゴンレンチは、丸軸に厚めの樹脂スリーブを挿入してあり、グリップ感を格段に向上させているのが特徴的。 ↓現行品はカラー識別で使いやすくなった … [Read more...] about ヴェラ ヘキサゴンレンチ (Wera 現行マルチカラー品番 950SPKL/9SMN 073593)
スナップオン ラチェッドライバー用 交換ブレード (Snap-on SSDMR1A改)
整備性のよい車というのは、実はほとんどない。 メーカーが整備性よりコストその他を優先するのは当然だ。 この車は整備性が悪いからと、億劫がっているようでは、まだまだ素人の領域。 けど私も、歯を食いしばったり、眉間に皺を寄せたりする場面は何度もあり、どんな局面でも、沈着冷静に眉一つ動かさずこなしたいものだ。 さて、写真のブレードは、スナップオン(Snap-on)のラチェットドライバー用交換ブレードのプラスの2番。 プラスチックグリップのラチェットドライバーを差替え式にして使用しているが、ビットを差し込む部分の太さが意外に邪魔で、対象にアプローチできないことがあった。 カタログでは判りにくかったが、うっすらとACR加工が施してある。ビットのそれと比較すると加工の凹凸が明らかに浅く、効果があるかは今後の使用で検証していこう。 … [Read more...] about スナップオン ラチェッドライバー用 交換ブレード (Snap-on SSDMR1A改)
スナップオン ラチェットドライバー ポリッシュドシャンク(Snap-on SSDMR4BO)
レトロブームが衰えない。 単なる懐古趣味とは違う、若い世代にも受け入れられるレトロ。昔のモノには確かに存在感があった。 手にしてから以降の生活を一変させる特別な作用は、「○○のある生活」などと表現され、深く所有者の記憶に刻まれていくのである。 それは存在感というより本物感。 ほとんど不自由のない生活を送ることができる現代において、時折、不自由にもなるレトロが好まれるは、本物枯渇の現れではないか。白物家電のようになってしまった現代の車に魅力がないのも本物感の欠如。 さて、工具はどうだろう。 「スナップオンのある生活」 手にしてから以降の生活を一変させるに十分な魅力がある。 ------------------------------------------------ 写真のポリッシュドシャンクのドラ … [Read more...] about スナップオン ラチェットドライバー ポリッシュドシャンク(Snap-on SSDMR4BO)
ハスコー スタッドボルトプーラー (HASCO MK-911S)
スタッドボルトそのものを交換する作業は滅多にないが、スタッドボルトが邪魔で作業が滞る場面に遭遇することはないだろうか? 例えば、ウォータポンプ周りのガスケットを剥がすのに、スタッドボルトが邪魔でスクレーパーがうまく入らないとか、 スタッドボルトさえなければ、なんとか狭い隙間を縫って部品を取り外せるなど。 面倒でもダブルナットでスタッドボルトを抜き取ろうとするが、ダブルナットを掛けるためのレンチを振るスペースがないことが多い。 昨年購入したハスコーのスタッドボルトプーラーは、抜き取り専用工具とのことであるが、ほとんど無傷で取り付けも可能。 M6-P1.00、M8-P1.25、M10-P1.25、M10-P1,50の4種のコレットを、六角対面幅24mmのやや大振りな本体に装着。本体後ろの六角22mm部を締めこむことで、コレットをネ … [Read more...] about ハスコー スタッドボルトプーラー (HASCO MK-911S)
スナップオン(Snap-on)?ラジエーターホースリムーバー
ラジエータホースなど水周りのホース離脱の際に固着はつきもので、再利用しないからと無理に引き剥がすと余計な部分まで傷めかねない。 専用工具がなければ、接続部にカッターナイフ等で切込みを入れたほうが余程スマートに作業ができる。 下の写真は、随分前に工具店のワゴンセールで投売りされていた日平機器のホーススクレーパー。 黄色のプラスチックの握りが細く、意味のなさそうな凹凸に、力を入れると手のひらに食い込み、痛くて使いにくい。 やはりグリップ形状は重要だと、PBのマルチクラフトグリップに飛びついた。 しかし、こちらにも難はあった。 日平製のものと比べると先端のテーパーの角度がきつく、思うように深部まで届かない。また、PBのメッキは意外と簡単に剥離し、先端はみすぼらしくなる。 そこで、いい形状をしている … [Read more...] about スナップオン(Snap-on)?ラジエーターホースリムーバー
STANLEY 1/4″dr.ラチェット Rotator
今年に入ってMAC TOOLSのバンが来るようになった。 気になっていたラチェットハンドルがあったので早速購入。ブランドはSTANLEYとなっているが、PROTO扱いのBLACK … [Read more...] about STANLEY 1/4″dr.ラチェット Rotator
スナップオン(Snap-on) 電動コードレスインパクトレンチ CTJ4850
昨年は京都では珍しいほどの積雪が数回あり、長期在庫のタイヤチェーンまでが売れるという異常な事態だった。 ところが、今年は例年にない暖冬の影響で、スタッドレスタイヤの交換作業が例年ほど慌しくなく、平穏な年末を迎えた。 慌しくないとはいえ、車検整備、一般整備の合間のタイヤ交換作業は、少しでも効率を上げたい作業の一つだ。 前回紹介したコーケン(Ko-ken)のサーフェイスソケットは,柔らかい材質のホイールナットに対して食い込み、取り外すのに苦労することが度々あった。 この特殊形状、使用用途が随分限られたもののようである。 結局、新タイプのソケットはすべてお蔵入り。元のホイールナット専用の薄肉ソケットに落ち着くことになった。 さて、今回紹介するのは、最近新調したスナップオンのコードレスインパクトレンチCTJ4850。 … [Read more...] about スナップオン(Snap-on) 電動コードレスインパクトレンチ CTJ4850
コーケン(Ko-ken)サーフェイスドライブソケット
前回の記事で、コーケン(Ko-ken)のパスファインダーソケットを紹介した。 連続したホイールナットの締緩作業に適していると勘違いしたパスファインダーの形状は「締付け専用品」だった。 インパクトレンチを使用した場合、たった一度の「緩め」で、ホイールナットに角部に若干の損傷が認められたからだ。、カタログ内容に「締め付け専用」と明記してほしい。 私の目的は、スタッドレスタイヤ交換作業の迅速化(省力化)である。 さらにカタログを眺めると、同じコーケンからサーフェイスドライブという面接触のソケットがあることを知る。 スナップオン(Snap-on)のカタログにもパワーソケットに同様の製品があるが、この形状はスナップオンのパテントなのかコーケンのカタログには「徹底した面接触」との説明。 実際にホイールナットにあてがうと、フランク … [Read more...] about コーケン(Ko-ken)サーフェイスドライブソケット