新型インフルエンザの警戒レベルがパンデミックを意味するフェーズ6に引き上げられた。 WHOの発表と日本の現状に違和感を覚えたのは私だけではあるまい。 先月は簡易マスクが店頭から無くなるなど異常なまでの騒ぎだったのに、今月に入ってマスコミがインフルエンザを積極的に報道しなくなるや、世間はすっかり「飽きて」しまった様子だ。 さて、ポジドライブという先端形状のドライバーをご存じだろうか。 … [Read more...] about PBポジドライブドライバー 6192-2-100
PB
PBドライバーのグリップ
PBのドライバーは愛用者が多い。 私も同社の製品を高く評価する一人である。特にドライバーシャンクの靭性は他に類を見ない。そして,フィリップスリセスへの勘合はぴったりではないのにカムアウトしない不思議な使用感である。 さて,PBの樹脂グリップは加水分解するのをご存知だろうか?工具箱を開けると,独特の腐敗臭が鼻を突く。さらに,長年使用せずに放っておくと表面が分解され,ベトつきだす。 材質は同社HPによるとCAB(セルロースアセテートブチレート)。耐衝撃性,耐薬品性,生産性,透明性,握り心地などを考慮してこの材質をセレクトしたとのこと。 しかし,プラスチックは分解しにくくあってほしい。CABは加水分解してしまう。多湿な日本でその欠点が顕著である。 使用頻度の少ない工具はグリップの素材に注意が必要だ。 … [Read more...] about PBドライバーのグリップ
PBマイナスドライバー2
写真は,現在使用中のマイナスドライバー。 上から順に、 ①PB エレクトロニック #0 いつも作業服の胸ポケットに挿してあり,爪では作業が困難な比較的細かい作業で活躍する。このドライバーは手放せない工具の一つだ。 ②PB マルチクラフトグリップ貫通ボルスタ付 #3 先端が欠けてしまった貫通タイプ。先端部は欠けやすいので貫通タイプといってもハードな使用は控えた方がいいかもしれない。タガネドライバーが同社から出ているのでそちらをお薦めする。 ③PB スイスグリップ #2 スイスグリップ。耐油性のソフトグリップで,マルチクラフトグリップと同一形状。とにかく汚れるが、パーツクリーナで綺麗になる。 ④PB マルチクラフトグリップ … [Read more...] about PBマイナスドライバー2
PB, ベッセル(VESSEL)プラスドライバー
最も使用頻度の高いドライバー(スクリュードライバー)はプラス(フィリップス)の#2である。写真は,主に使用しているプラスの#2。 上はベッセル(VESSEL)の貫通ロングで,下はPBの貫通ボルスタ付。 PBの貫通は,シャンクの直径がベッセルと比べて太く,一見#3かと思わせる。両方とも,プラスリセスへの食いつきはよく,先端精度の高い工具だ。 PBの貫通は1本3000円弱と非常に高価。貫通式だからと乱暴に取り扱うのは,ついためらってしまう。実際,同シリーズのマイナス#3の貫通の先端はハードな使用で欠けてしまった。小さいタガネの様に使用するなら,同社のタガネドライバーが適していると思う。 それに対して,ベッセルは安心して叩ける。高価なPBに比べて使用感も遜色なく,コストパフォーマンスに優れた製品である。 さて,随分前になるが,自 … [Read more...] about PB, ベッセル(VESSEL)プラスドライバー
PBマイナスドライバー
そもそも自動車整備でマイナスのビスに触れることは,最早少なくなったキャブレーター(気化器)のスクリューを除いてほとんど無い。 それでもたくさんのマイナスドライバーを持っているのは,様々な場面で「コジり」に使っているからである。 愛用はPBの#0,#1,#2,#3(写真は#0)特筆すべきは絶妙のしなり。折ったことはないが,「降伏点」=「破断」のような気がする。 また,PBのマイナスは先端がテーパーになっておらず,ジェットドライバーとして,とても使い心地がよい。欠点としてPB製品全般に言えることだがメッキが剥がれやすいこと。 以下,代表的な使用例 ○ドラムブレーキのリターンスプリングの取り付け ○ホイールシリンダピストンカップの取り外し ○キャリパーピストンシールの取り外し ○各種コネクターのロック解除 ○サスアー … [Read more...] about PBマイナスドライバー
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