ラジエータホースなど水周りのホース離脱の際に固着はつきもので、再利用しないからと無理に引き剥がすと余計な部分まで傷めかねない。
専用工具がなければ、接続部にカッターナイフ等で切込みを入れたほうが余程スマートに作業ができる。
下の写真は、随分前に工具店のワゴンセールで投売りされていた日平機器のホーススクレーパー。
黄色のプラスチックの握りが細く、意味のなさそうな凹凸に、力を入れると手のひらに食い込み、痛くて使いにくい。
やはりグリップ形状は重要だと、PBのマルチクラフトグリップに飛びついた。
しかし、こちらにも難はあった。
日平製のものと比べると先端のテーパーの角度がきつく、思うように深部まで届かない。また、PBのメッキは意外と簡単に剥離し、先端はみすぼらしくなる。
そこで、いい形状をしている日平のシャンクを、スナップオンのドライバーグリップに挿入してみたのが冒頭の写真である。
#2サイズのグリップにジャストフィットで、全体のバランスもよく、期待が持てそうだ。
Mercury says
こんにちは。
なんともバランスのいいホースピックができあがりましたね!
まるで、純正品のよう・・・
メッキの品質が悪いのは、手に負えません。見た目悪、サビ発生、強度低下、しまいには、破片でケガしますからねぇ。表面処理は下地処理が命。PBさん、皆さん困ってますよ。お願いしますね!
ハンドツールマスター says
Mercuryさん、こんばんは。
純正はもうすこしシャンクが長めですね。自分で改造したほうが、バランスよく仕上がっていて満足です。今日、使用機会がありましたが、とても具合よかったですね。
あと、日平のメッキの問題が残りますが…
大尉 says
はじめましてこんばんは。実は以前からちょくちょく拝見させていただいていました。自動車整備のプロの視点から書かれた記事は、とても参考にさせていただいていました。私も工具改造は好きです。特に既製品で自分好みの物が無いときは自作したり改造したりするしかありませんよね。この改造はとても実用的ですね。スナップオンのプラグリップには色々な使い道がありそうです。
ハンドツールマスター says
大尉さん、はじめまして。
私の場合、工具の改造は、実用面半分、趣味半分といったところでしょうか。
自動車の修理は体力的にも精神的にも辛い仕事です。
ですから、できるだけ楽をしたい(手抜きということではなくて)とか、できるだけ楽しく仕事をしたいとかいう思いがあって改造工具が増えていくわけですね。
これからもよろしくお願いします。
大尉 says
出来るだけ楽をしたい・・・楽しくしたい・・・やはり私も同じ理由から改造してます。お仕事、大変そうですが、お体には気を付けてくださいね。こちらこそ、今後ともよろしくお願いします。実は私も、恥ずかしながら工具関係のYahooブログをはじめたのですが、こちらのブログをリンクさせていただいてもよろしいでしょうか?
ハンドツールマスター says
大尉さん、リンク大歓迎です。
私もリンクさせていただきますね。
OKU says
便乗コメントですが
リンクに加えて頂き、ありがとうございます。 またバルブキャップツールの記事も紹介させて頂きましたm(_ _)m
が うまくリンクできませんよ
大尉 says
リンクありがとうございます。私のほうもリンクと言いますか、Yahooブログのほうをお気に入りに登録させていただきました。(こちらの登録の仕方が解らなかったもので) ウチのほうもよろしければお気に入り登録してやってください。ファン限定記事もありますので・・・と言っても大した記事はないのですが・・・
ハンドツールマスター says
OKUさん>
とりあえずトラックバックしました。よろしくお願いします。
大尉さん>
早速お気に入りに登録させていただきます。