前回記事『自覚に乏しい蓄積性肺疾患予防のために(防塵防毒マスク面体 3M … [Read more...] about 自覚に乏しい蓄積性肺疾患予防のために(その2、防塵防毒マスク面体 3M 6500QL)
その他
自覚に乏しい蓄積性肺疾患予防のために(防塵防毒マスク面体 3M 6500QL)
比較的小規模で営まれる自動車整備事業所は、他分野の業種と比較して労働安全衛生の管理が行き届いていないことが多いような気がする。 自動車整備の現場では、特に制動装置(ブレーキ装置)の整備作業時に発生するブレーキ摩擦材の粉じんが問題だろう。 かつて、悪性疾患の原因とされるアスベストが混入されていたブレーキ摩擦材は、今はアスベストフリーが当たり前になっているが、代替材料が完全無害かと言うとそうではなく、間違った認識・作業管理でマスク非装着の作業者が多くみられる。 粉じんを長期にわたって吸い込むと、治療が極めて困難な『じん肺(塵肺)』になるリスクが高い。 Wikipedia参照:塵肺 短期的に症状が出ないからと、危険性を認識しつつ防護具の装着を怠り、発症してから情けない思いをして余生を送ることのないよう、管理が不十 … [Read more...] about 自覚に乏しい蓄積性肺疾患予防のために(防塵防毒マスク面体 3M 6500QL)
ブルーポイント イヤープロテクター/イヤーマフ(Blue-Point GA3000A Snap-on)
急性低音障害型感音難聴 7年前に右耳で発症したのが、左耳で再発した。高山やトンネルなど気圧の変化による耳塞感が、耳抜きできずに酷く持続するものと思えばイメージしやすい。 症名の通り、可聴域の比較的低音、周波数が低くなるにつれて感音が鈍くなる聴覚障害だ。 片側だけ発症した場合、非対称音感による不快感は筆舌に尽くしがたく、特定の周波数で起こる共鳴も加わるので、会話が聞き取りにくくなったり、日常の大きな音が出る作業ではイヤープロテクターが手放せなくなる。 発症の原因が不明の病気だが、メニエール症候群の治療に用いられる利尿剤イソバイドが有効で、軽症の場合は約1週間で聴感がほぼ回復する。しかし、今回は1週間のイソバイド投薬の効果が薄く、副腎皮質ホルモン剤(いわゆるステロイド)のプレドニンが処方された。 比較的強めのステロ … [Read more...] about ブルーポイント イヤープロテクター/イヤーマフ(Blue-Point GA3000A Snap-on)
癒着したガスケットの剥離に(KTC セラミックスクレーパー)
気密性の必要な接合部に使用されるガスケットは、経年変化で癒着する。 整備のため分解するときは概ね剥離が困難だ。 比較的簡単なサーモスタットハウジング、ウォーターポンプから、シリンダヘッドガスケットまで、ガスケットの一部が癒着した相手はほとんどがアルミニウムだから、不適切な工具で乱暴な作業は避けなければいけない。 最近は金属製ガスケットや、ゴム製のパッキンなど、癒着の起こりにくい素材だから労力は従来の半分以下になった。 しかし旧来の、紙のような素材のガスケットは剥離に多くの時間を費やし、しかも標準作業時間に繁栄されない作業だから気持ちばかりが焦るだろう。 そんな困難な剥離作業には、KTCのセラミックスクレーパーだ。 … [Read more...] about 癒着したガスケットの剥離に(KTC セラミックスクレーパー)
自在じょうご(STRAIGHT/36-6600)
確か米国メーカーのパテントだったと思うが、それが失効したのか随分安価に手に入るようになった。 このパワーステアリングフルードのホース交換時のフルード排出のように、適当な抜き取り場所の用意が無い場合、不要な汚れをつかなくする配慮が必要だ。 その名の通り自在に変形して、様々な場面、用途で活躍するだろう。 … [Read more...] about 自在じょうご(STRAIGHT/36-6600)
読者様からのお便り