自動車整備で最も大きい締付トルクが指定されているのはクランクプーリーボルトだろう。 比較的長いボルトが使用されていることが多く、自動工具で作業されていると思う新車時の締付は、ボルト首下がトーションバー的に「しなって」食い込んでいる様子で、かつてトヨタのJZ系エンジンのタイミングベルト交換時には苦労したものだ。 クランクプーリー回りの作業スペースはタイトな事がほとんどだから、薄くて強力なエアインパクトがあればいいが、頻度の少ない作業に大柄なエアツールは費用的に負担が大きいだろう。 そんなエアインパクト内のハンマーとアンビルと同じ原理を、極めてコンパクトな手工具にしたものがこのハンドインパクトレンチだ。 誤ってケガをしないように厚めのゴムでプロテクトされたハンマリングポイントを5ポンド程度のハンマーで数回打撃 … [Read more...] about スナップオン扱い ハンドインパクトレンチ クランクプーリーボルトなどに
タイミングベルト用
三菱 タイミングベルト テンショナーツール (Mitsubishi MD998767)
三菱のエンジンの一部に、特殊工具でタイミングベルトの張り調整を行うものがある。 整備要領書に詳しい手順が記載されているが、手順に従うのが非常に困難だ。 特にこの部分。 とても小さい測定値のトルクレンチを宛がい、共回りしないようにセットボルトを締め付けるというもの。 共回りしないようにトルクレンチ側に力を入れると規定のトルクから簡単に外れるし、規定トルクくらいの弱い支えでは簡単に共回りする。 結局トルクレンチで測定した位置を別の方法で保持して、セットボルトを固定。 偏心テンショナーでいくらシビアに調整したところで、オートテンショナもあるわけで(2重のテンション機構がある理由は知らない)、最終的にオートテンショナのロッドの突き出し量が規定から外れていなければ調整完了と理解している。 輸入車の … [Read more...] about 三菱 タイミングベルト テンショナーツール (Mitsubishi MD998767)
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