主にドイツ車の足回りや駆動系のボルトに用いられる特殊形状。 正方形を3つ120度ずつずらした三重四角の断面形状が名称の由来だ。頂点の角度は90度だからヘキサゴンビットでは当然合わないのだが、不適切な工具を宛がわれて角が傷んでいるボルトを目にすることは多い。 年式が新しい車両ほど使用箇所は多く、種類も豊富だから、必要に応じて揃えるといいだろう。 … [Read more...] about トリプルスクエア ビットソケット(KTC 三重四角)
ソケット
コーケン イジリ止めペンタローブビットソケット (五角 Ko-ken 1/4″sq. )
正規ルートで注文する輸入車純正部品はとにかく高価だ。 海外には良質な社外パーツが豊富で、ebayなどで見ればわかるが、その価格差に驚く。写真はアルファロメオのエアフロメーター。 純正はエアダクトとアッセンブリでの供給だが、社外品は主部の取替えとなる。 取り外しには特殊工具、五角のイジリ止めペンタローブが必要だ。 … [Read more...] about コーケン イジリ止めペンタローブビットソケット (五角 Ko-ken 1/4″sq. )
KTC O2センサソケットセット ATD5012
O2センサーのヒーター回路断線は、珍しい故障ではなくなった。 ヒーター回路が無い時代のO2センサーはそう壊れることはなかったが、ヒーター回路が追加され始めた年式のO2センサー(A/Fセンサー、空燃比センサー)は、そのヒーター回路が故障することが多い。 このO2センサー、数年前は3万円近くもするとても高価な部品だったが、ここ最近大幅な価格改定があり、5千円程度と信じられないくらいの安さのものも。 量産効果とも社外品対策とも噂される大幅な価格改定は、高価だった時代に有償修理したユーザーとの不公平感が否めない。 こちらの特殊ソケットがなくても作業できるものもあるが、O2センサーの六角部が、遮熱板に覆われて通常のメガネではアプローチできないことも多く、専用品を用意しておくべきだろう。 KTC … [Read more...] about KTC O2センサソケットセット ATD5012
ハゼット(HAZET)トルクスドライバーT70(スナップオン扱い)
スバルレガシィ デフオイルの交換作業。 リアデフのドレイン、フィラーは共に凹17mmスケア。 ところが、フロントはどういうわけかT70トルクス。 数年前、レガシィ12ヶ月定期点検の際にデフオイルの交換作業を依頼され、突如として現れた馬鹿でかいトルクスに度肝を抜かれた。 その当時、スナップオン(Snap-on)のカタログではT60までしかラインナップされておらず、バンセラーから渡されたものはハゼットのそれであった。 国産工具メーカーではハスコーが辛うじて扱っていたが、急を要したためスナップオン扱いのハゼットを購入。 たった一本のソケットドライバーに1万円超の価格。 よい工具なのは理解できても、頻度の高くない作業に痛い出費だった。 … [Read more...] about ハゼット(HAZET)トルクスドライバーT70(スナップオン扱い)
エイト ロングボールポイントヘックスソケット(EIGHT ヘキサゴンソケット)
ヘックスボルト(ヘキサゴンレンチを使うボルトを以下、ヘックスボルトと表記)は内面接触で、回転中心から工具との接触部までの距離が長く取れない。 したがって同じ締結トルクでも一般的な外面接触ボルトと比較して工具やボルトを傷めやすく、信頼性の高い工具選びとボルトをいたわる操作が不可欠だ。 例えば浮き錆などで挿入が困難になったリセスには防錆潤滑剤などを適度に塗布して奥まで完全に嵌め込む必要がある。 真っ直ぐにアプローチできる場合はまだよいとして、わずかに角度がずれてしまう場面ではボールポイントヘックスが適当だが、工具の先端部は、極めて厳しい接触状態に晒される。 写真のエイト(EIGHT)のヘックスソケットはボールポイントのことを「テーパーヘッド」と称し、全長は130mm(シャンク部は約102mm)。 エイトのシャンクは硬い … [Read more...] about エイト ロングボールポイントヘックスソケット(EIGHT ヘキサゴンソケット)
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