ソケットには全長の違いで,シャロー,セミディープ,ディープがあり,さらにそれぞれ,6ポイントと12ポイントがある。
趣味の車いじりであれば,シャローの6ポイント… いや,むしろセミディープの6ポイントあたりを使うサイズだけそろえておけば,ソケットレンチを使用するほとんどの作業に不満はないだろう。
しかし,自動車整備の現場では,シャロー,セミディープ,ディープのフルサイズを,6ポイント,12ポイント共に揃えておくのが理想だ。
私の所有するソケット類は,その理想とは遠く,シャローとセミディープの6ポイントフルサイズのみで,ディープ及び,12ポイントはほとんど無かった。
6ポイントソケットを入り組んだ対象へあてがう際の煩わしさは,手先,指先の器用さでカバーすると自分に言い聞かせてきたものの,作業時間のロスばかりが目立った。
ここ数ヶ月,6ポイントソケットで作業が進みにくいことが多く,ディープソケットを12ポイントで揃えてみた。
今回のチョイスはネプロス。
スナップオン風の綺麗な仕上げと高精度。さすがは日本製。スナップオンに見られる個体差は皆無。
さらに,ボルトへのタッチもソフトで,接触痕が極めて少ないのも,高い加工精度のなせる技。
特にブランドにこだわりがなければ,ソケットに関してはネプロスがベストチョイスだろう。
polish_evo says
最近ネプロスが気になってるのですが、やはり良さそうですね~
ハンドツールマスター says
polish_evoさん,こんばんは。お久しぶりです。スライドバー+エクステンションのTレンチに装着したときの芯の出た回り方には,つい”うなって”しまいました。逆にスナップオンは芯が出てないんだなと感じた次第です。