プラスチック製のタイヤバルブキャップの取り外しにイライラした経験は無いだろうか?
軽自動車など,比較的排気量の小さい車種で,スチールホイールにホイールカバーが装着されたものの中には,バルブキャップを指先でやっとつまめるほどしか隙間のないものがある。
キャップが固着気味だと指先の力だけでは回しきれず,ホイールカバーを取り外すことも…
オイル交換と同時にエアチェックをしているが,お客様に悟られず手際よく作業をすすめたい。
専用のバルブキャップツールは,各メーカーから市販されているのは随分前から知ってはいたが,この作業のためにSSTを購入するのは面白くない。
そこで,手持ちの工具を組み合わせて,バルブキャップツールを作ってみた。
ラチェットドライバー用1/4″スクエアシャンクの両端に10mmと3/8″の6ポイントソケットを装着しただけのものである。
プラスチックのバルブキャップは意外に種類が豊富で,大抵は10mmのソケットにフィットするが,小さめのキャップも無視できない割合で出現するので,3/8″ソケットも必要となる。スナップオン製のソケットはインチとミリでデザインが異なるので,判別が容易なのがうれしい。
また,バルブキャップ取り付けの際は,程よい締付けトルクでスリップしてくれるので,過トルクの心配も無い。
但し、金属製のソケットに食い込ませるように使用するために,キャップ表面に若干の凹み傷が付く。12ポイントソケットや,他メーカーのソケットは未確認だが,同サイズであれば問題なく使用できるはずである。
OKU says
こん○○は。
ブログいつも感心しながら拝見しております。
私も同様のことをしておりました。
安物のエキバー2本溶接で使ってましたが
ラチェドラのシャンクとは考え付きませんでした(@_@)
ハンドツールマスター says
OKUさん,こんばんは。
ブログご愛読ありがとうございます。
同じ仕事をしていると,考えることが似通ってきますよね。工具メーカーは何かと専用品を売りたがるのですが,工夫すれば何とかなることがほとんどなのかもしれません。
軽自動車ニュース&ブログ says
軽自動車、8県で5割超す
2006年の新車販売台数のうち軽自動車の割合が50%台に達し、普通車を上回った都道府県が、8県に達したことが、日本自動車販売協会連合会の調べで分かった。低燃費が消費者に受け、販売を伸ばしており、地域によっては軽が「販売の主流」になりそうだ。 軽の販売台数…