ヘックスボルト(ヘキサゴンレンチを使うボルトを以下、ヘックスボルトと表記)は内面接触で、回転中心から工具との接触部までの距離が長く取れない。 したがって同じ締結トルクでも一般的な外面接触ボルトと比較して工具やボルトを傷めやすく、信頼性の高い工具選びとボルトをいたわる操作が不可欠だ。 例えば浮き錆などで挿入が困難になったリセスには防錆潤滑剤などを適度に塗布して奥まで完全に嵌め込む必要がある。 真っ直ぐにアプローチできる場合はまだよいとして、わずかに角度がずれてしまう場面ではボールポイントヘックスが適当だが、工具の先端部は、極めて厳しい接触状態に晒される。 写真のエイト(EIGHT)のヘックスソケットはボールポイントのことを「テーパーヘッド」と称し、全長は130mm(シャンク部は約102mm)。 エイトのシャンクは硬い … [Read more...] about エイト ロングボールポイントヘックスソケット(EIGHT ヘキサゴンソケット)
汎用
エイトヘックスソケット改スナップオン(Snap-on)ヘックスソケット 207EFAMY(ヘキサゴンソケット)
スナップオンのミリサイズヘックスの弱さはあまりに有名で、「対象を傷つける前に工具が降伏する」などと言い訳にしか聞こえない理由付けまでする始末。 スナップオンがズラりと並ぶツールストレージに、ヘックスだけはハゼットという光景は珍しくない。 バンセールにおいても、儲けにならない先端交換作業が頻繁についてまわるものだから積極的に奨めていないというのが現状だろう。 さて、国産に超がつくほど優秀なヘックスレンチが存在するのをご存知か? 大阪生野区に本社を置く「株式会社 … [Read more...] about エイトヘックスソケット改スナップオン(Snap-on)ヘックスソケット 207EFAMY(ヘキサゴンソケット)
コーケン(Ko-ken)ペンタローブビットソケット 20IPR 25IPR
コーケン(Ko-ken)のペンタローブビットソケットを入手した。 「あなたの車、放っておくと大変なことになりますよ!」と整備業界に警鐘を鳴らす「まさみさん」の記事や、興味深い故障事例と丁寧な解説でおなじみ、「駆け込み寺の住職」の記事で教えていただいた工具である。 輸入車では出現の頻度が高いペンタローブ(写真はアルファGT V6 3.2L のエアフロセンサー)。 国産車では生産上の都合というより、封印色が濃く、触れてはならない部分(例えばISCVの固定ボルトなど)で使用されている(写真はGD1フィットのISCV)。 詳細は両先生方の記事に譲るとして、とりあえず必要と思われるサイズとして15PRと20PR、双方1/4dr.をチョイスした。 適時サイズを追加しようと思う。 … [Read more...] about コーケン(Ko-ken)ペンタローブビットソケット 20IPR 25IPR
コーケン(Ko-ken)ナットグリップソケット
コーケン(Ko-ken)ナットグリップソケットである。 六角の一対面2箇所に仕込まれたフリクションボールにより、装着したナット及びボルトを保持するもの。 特にこういったギミックに頼らなくても、込み入った場所へのナットやボルトの挿入などそう頻繁にあるものではないから、マスキングテープをソケット開口部に軽く貼り付けてボルトに食い込ませる方法で構わないという考えであった。 実はこの10mmのソケット、スズキ エブリィのオイル交換専用として購入した。 ある年代のスズキ K6A … [Read more...] about コーケン(Ko-ken)ナットグリップソケット
KTC ディープソケット50mm12角 B40-50
KTCのハンドツール用ディープソケット50mm 12ポイント。 ネプロスのディープソケット17mmは大きさ比較のためである。 このサイズ、ピタリとフィットするハブキャップが意外に多く、大変重宝している。 初入庫車にありがちな、中心付近を凸凹にされ、再使用に再使用を重ねたハブキャップ。どこで見られても恥ずかしくない仕事を心がけたい。 B40-50 19.0sq.ソケット(十二角) 50mm … [Read more...] about KTC ディープソケット50mm12角 B40-50
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