私は都市部に居るから1月1日の空気が澄んでいるのがよくわかる。
それでも,ここ最近は正月も休まず仕事をする絶対数が増えたせいか昔ほどの静けさはない。
現代社会の原動力の一つといえる自動車も,ほとんどなくなってしまえば,田舎と変わらぬおいしい空気が都市部でも堪能できるというのに,多くはそれに無意識に頼りきりで,正月の空気のことなど気にも掛けていない様子だ。
有限と言われる化石燃料も,価格は上昇傾向にあるものの,一向に枯渇する気配はなし。
また,いろいろな環境に負荷をかける自動車メーカーは,環境に配慮するといいながら,その生産体制を減少に転じるような計画は練らないだろう。
必需品と錯覚しているものは,実は,思うほど必要でない品かもしれないのだ。
写真は,スナップオン(Snap-on)のクローフットレンチ。
12ポイントの薄肉タイプだが,高さがあって見た目以上に高トルクに耐える。残念ながらスナップオンのラインナップにミリサイズがなく,19mmには3/4″, 22mmには7/8″, 24mmには15/16″, 27mmには1 1/16″がそれぞれ近いので代用とした。
同タイプのレンチはスタビレー(STAHLWILLE)やベルツァー(BELZER)にミリサイズが存在する。
このレンチ,スペースがタイトなエンジンルームのセンサ類の脱着に欠かせない。
と,私が錯覚している必要のない品かも知れないが…
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