レトロブームが衰えない。 単なる懐古趣味とは違う、若い世代にも受け入れられるレトロ。昔のモノには確かに存在感があった。 手にしてから以降の生活を一変させる特別な作用は、「○○のある生活」などと表現され、深く所有者の記憶に刻まれていくのである。 それは存在感というより本物感。 ほとんど不自由のない生活を送ることができる現代において、時折、不自由にもなるレトロが好まれるは、本物枯渇の現れではないか。白物家電のようになってしまった現代の車に魅力がないのも本物感の欠如。 さて、工具はどうだろう。 「スナップオンのある生活」 手にしてから以降の生活を一変させるに十分な魅力がある。 ------------------------------------------------ 写真のポリッシュドシャンクのドラ … [Read more...] about スナップオン ラチェットドライバー ポリッシュドシャンク(Snap-on SSDMR4BO)
ドライバー
マイナスドライバー改コインドライバー
ブログ:『男の子は、みんな工具大好き!!!!!』でお馴染みのmacbethさんよりリクエストいただいた,自作コインドライバーである。 先端の欠けたマイナスドライバーを再利用して仕上げたものである。 今回はマイナスドライバーを加工したが,細めのドライバーに平ワッシャーを溶接したものでよいかもしれない。 バッテリー液の点検,補充には欠かせない工具で,バッテリホルダその他障害物が邪魔になるセルキャップに対しても,斜めからアプローチできて,力が掛けやすく,そして早回しが可能である。 … [Read more...] about マイナスドライバー改コインドライバー
スナップオン 旧ラチェットドライバーシステム (Snap-on 現行GDMRC108AOを参考に)
現行のスナップオン(Snap-on)ラチェットドライバーは,ソフトグリップ。 シャンクが差替え式となり,グリップ一つで多彩な組み合わせが可能になった。 旧グリップでも,同様のシステムが組めないか検討した。 シャンクのスラスト方向の遊びの問題は、スペーサーの挿入で無事解決。 自動車整備を仕事とされる器用な方々にとっては,この程度の改造は簡単と思う。 奇抜な組み合わせとして,スタッビーグリップ+ロングシャンク。 ビットはベラ(Wera)のダイヤモンドコートを装着してみた。 スナップオンもACRビットになってからは,国産車のプラスビスにもよく合うようになったが,ベラのビットはリセスに食いつくようなフィット感。 数百円で購入できるので,ぜひ試してほしい。 … [Read more...] about スナップオン 旧ラチェットドライバーシステム (Snap-on 現行GDMRC108AOを参考に)
スナップオン スタビーラチェットドライバー2(Snap-on SSDMR1)
スナップオン(Snap-on)スタビー ラチェットドライバーの2インチシャンクは帯に短し襷に長し。 写真にあるように,スタンダードハンドルに付属していた4インチのシャンクと交換した方が使い勝手がよい。正逆切替ダイヤル部は交換できないため,随分奇抜なカラーリングになってしまったが… 現行ソフトグリップハンドルのラチェット式ドライバーはワンタッチでシャンクが交換可能である。 … [Read more...] about スナップオン スタビーラチェットドライバー2(Snap-on SSDMR1)
スナップオン(Snap-on) スタッビラチェットドライバー
「ん?固いな。」 まっさらなスタッビを握り,人差し指と親指でシャンクのローレットに回転力を掛けたときだった。予想していた小気味よさも,滑らかさもない。 何気なくシャンクをスラスト方向に動かすと2mm程度の遊びがあり,根元のテーパー部がプラスチックに食い込むと回転が重くなるようだ。 スナップオン(Snap-on)製品特有の個体差だろうが,このままでは使い勝手が良くないので,早速分解… スナップリング1本を圧縮すると,簡単に2分割でき,内部構造が露わになる。 そして,中心のギアの奥に2.5mmのスペーサを入れた。 こうしてスラスト方向の遊びはごく僅かとなり,期待の操作感が得られたのである。 … [Read more...] about スナップオン(Snap-on) スタッビラチェットドライバー
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