そもそも自動車整備でマイナスのビスに触れることは,最早少なくなったキャブレーター(気化器)のスクリューを除いてほとんど無い。
それでもたくさんのマイナスドライバーを持っているのは,様々な場面で「コジり」に使っているからである。
愛用はPBの#0,#1,#2,#3(写真は#0)特筆すべきは絶妙のしなり。折ったことはないが,「降伏点」=「破断」のような気がする。
また,PBのマイナスは先端がテーパーになっておらず,ジェットドライバーとして,とても使い心地がよい。欠点としてPB製品全般に言えることだがメッキが剥がれやすいこと。
以下,代表的な使用例
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○ドラムブレーキのリターンスプリングの取り付け
○ホイールシリンダピストンカップの取り外し
○キャリパーピストンシールの取り外し
○各種コネクターのロック解除
○サスアーム類の穴合わせ
本来の使用法以外にこんなに活躍する工具は他にない。
工具選びの極意@ハンドツールマスター says
PBマイナスドライバー2《工具選びの極意@ハンドツールマスター》
写真は,現在使用中のマイナスドライバー。
上から順に紹介する。
??PB エレクロトニック #0
いつも作業服の胸ポケットに挿してあり,爪では作業が困難な比較的細かい作業で活躍する。このドライバーは手放せない工具の一つとなっていて,ついうっかり前日の作業服….