写真は,現在使用中のマイナスドライバー。
上から順に、
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①PB エレクトロニック #0
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いつも作業服の胸ポケットに挿してあり,爪では作業が困難な比較的細かい作業で活躍する。このドライバーは手放せない工具の一つだ。
②PB マルチクラフトグリップ貫通ボルスタ付 #3
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先端が欠けてしまった貫通タイプ。先端部は欠けやすいので貫通タイプといってもハードな使用は控えた方がいいかもしれない。タガネドライバーが同社から出ているのでそちらをお薦めする。
③PB スイスグリップ #2
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スイスグリップ。耐油性のソフトグリップで,マルチクラフトグリップと同一形状。とにかく汚れるが、パーツクリーナで綺麗になる。
④PB マルチクラフトグリップ #3
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比較的ハードな「コジり」に使用している。握りやすさ,手入れのしやすさ,ブレードの「しなり」等の点でお気に入りの一つである。
⑤PB ロングブレード #2
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滅多に使わないが,ロングでないとアプローチできない場面がある。ドラムブレーキのリターンスプリングの取り付けでは,スタンダードより,このロングブレードの方が楽なことが多い。
PB製品はメッキ剥がれが気になる。他の部分の品質が高いだけに残念だ。
また,グリップの材料CAB(セルロース・アセテート・ブチレート)は加水分解する。表面がべとついてきて,異臭を放つ。天然素材にこだわりも,この臭さではたまらない。貫通の黒いグリップは多少この臭いがマシな気がするが,材質が違うのかもしれない。
それでもPBを愛用するのは,ブレード素材が優れているからだ。これだけ靭性に富み,塑性変形のないブレードは他にはない。
工具選びの極意@ハンドツールマスター says
PBマイナスドライバー《工具選びの極意@ハンドツールマスター》
そもそもマイナスのリセスの切ってあるビスなど気化器のスクリューを除いてほとんど無い。
それでもたくさんのマイナスドライバーを持っているのは,様々な場面で「コジり」に使っているからである。
愛用はPBの#0,#1,#2,#3(写真は#0)
特筆すべきは絶妙のしなり。…
Henry says
「PB エレクトロニック」について、勝手ながら記事を引用させていただきました。ご不快でしたらお申し出ください。
ハンドツールマスター says
Henryさん、差し支えなければ記事を掲載されたURL教えてください。