先週,フェラーリ456GTAが,ラジエータの修理で入庫した。 同時作業に,オイル交換があり,フィルタも同時に交換した。工場にあるカップ型フィルタレンチは国産のものは全種あるが,輸入車に関しては一部対応していない。 そこでスナップオン(Snap-on)のストラップフィルタレンチの出番となった。今回,緩め,締めとも3/8"ドリブンスケア側を用いた。 リフトアップして,目の前で作業していたおかげで,トルクを掛けた際の金属部分の食い込み方が,締め,緩め双方で異なることを知った。取り外した古いフィルタを見ると多少の食い込み跡が確認できたが,新品は規定回転締め付け後も変形は皆無。 対象にできるだけダメージを与えないためには,緩め(反時計回り)は1/2"ドリブンスケア側を,締め(時計回り)は3/8"ドリブンスケア側を使用すればよいことになる。 … [Read more...] about スナップオン(Snap-on)ストラップオイルフィルタレンチ3 A91D
エンジン
オリジナルシールプーラー(自作SST)
安価にて手に入るオイルシールプーラー(Seal … [Read more...] about オリジナルシールプーラー(自作SST)
PBホースリムーバー
ラジエータホース,ヒータホースの離脱には固着がつきもの。 ホースリムーバーを紹介する。特に古い車で,真鍮タンクのラジエータの場合など,無理に引き抜こうとすると,ラジエータ側のジョイントがもげたり,痛んだりしてしまう。 ウォータホース類は基本的に再使用はしないため,カッターナイフでホースの長手方向に切れ目を入れて固着を解き易くする方法もあるが、できれば専用工具を使いたい。 写真の赤い柄は共用工具のKTC製。無理な使い方をしたのか,先端部に曲がり,メッキ剥がれがある。KTCカタログにはもう一種類曲がりの違うものがある。 固着剥がしは専用工具でも相当な力を要する。このKTCのグリップは細い上,形状があまりよくなく,手に食い込んで痛くて力が入らない。この工具しかなかったときはウエスを巻いて痛さを軽減させていた。 自宅に日平製のもの … [Read more...] about PBホースリムーバー
スナップオン ストラップオイルフィルタレンチ2 (Snap-on A91D)
スナップオン(Snap-on)のストラップフィルタレンチA91Dを使ってみた。 対象は日産アトラス(ディーゼル車)の燃料フィルター。 カップ式フィルタレンチを使う場合は,フィルター下部のセジメンタセンサーが邪魔になるので,あらかじめ取り外す必要がある。今回使用したストラップ式の場合はセンサがついたままで作業ができる。 ↓老舗のLisleにも同様の工具がある … [Read more...] about スナップオン ストラップオイルフィルタレンチ2 (Snap-on A91D)
スナップオン(Snap-on)ストラップオイルフィルタレンチ A91D
エンジンオイルのオイルフィルタの脱着工具には様々な種類がある。 勤務先の工場ではKTCのカップ型フィルタレンチがフルサイズ揃えてあり(一部輸入車除く),日常的に使用しているのはこのタイプになる。作業スペースがタイトな場面でも3/8"dr.の工具を組み合わせると難なく作業できるのがカップ型レンチの特徴。 しかし,国産車のオイルフィルタは正十六角であるため一つの角が約157°と、かなりの鈍角で,フィルタの材質が柔らかいこともあり,きつく締まっている場合は,簡単にナメてしまう。一度ナメてしまうとカップ型のレンチでは歯が立たない。 ウォータポンププライヤでつかむとか,ドライバーを刺すとかいう荒技で対処することになるが,そのような作業スペースを確保できることはほとんどないのだ。 写真は,年末に購入したばかりのスナップオン(Snap-on) … [Read more...] about スナップオン(Snap-on)ストラップオイルフィルタレンチ A91D
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