マックツールズのラウンドヘッドラチェットXR12SPAのヘッド部はファコムタイプのクイックリリース72ギア。 しばらく使い込んで回転方向切り替えが親指一つで軽くできなくなってきた。 ブレーキダストや砂塵がラチェット内部の油脂に呼び込まれるためだ。 それと比較して、同様のラウンドヘッドを持つスナップオンのF747Aは切り替え部の分解はできなくて、不具合の際はギアユニットの交換となる。 マックのラチェットより遥かに長く使っているが、切り替え動作に全く不具合がない。ほんとうに長期間メンテナンスせずに安定して使い続けられるのはスナップオンだけだ。 Snap-on スナップオン ラチェット 修理 リペアキット パーツ セット 3/8 9.5mm差込み 49ギヤ RKRF749 米国純正 … [Read more...] about マックツールズ ラウンドヘッドラチェットの分解清掃 (MAC TOOLS XR12SPA)
ラチェット
マックツールズ MAC TOOLS ラウンドヘッドラチェット XR12SPA (スイベルヘッドラチェット)
マックツールズのラウンドヘッド(スイベルヘッド)ラチェットハンドルが発売された。 ラチェットのメカニズムはファコムタイプの72ギアで、サイズは愛用のスナップオンF747Aより少し小ぶりである。 ラバーグリップが気に入らず、バンセールにお願いすると、その場でペンタグリップに打ち替えてくれた。 「全国でも初めてのカスタマイズじゃないでしょうか。」 と言われ、ちょっと得意になる。 さて当方、メインで使うラチェットハンドルはF747Aだ。 このマックのハンドルも同様で、首の角度に依存せず力が逃げにくいラウンドヘッド(スイベルヘッド)は、その少し幅のあるヘッドが入るスペースが確保できれば、これほど使いやすいハンドルはないと思ってる。 F747Aは相当なオーバートルクにも耐え、リペアキットを用意してはいるものの、未使用のま … [Read more...] about マックツールズ MAC TOOLS ラウンドヘッドラチェット XR12SPA (スイベルヘッドラチェット)
エイトヘックスソケット改スナップオン(Snap-on)ヘックスソケット 207EFAMY(ヘキサゴンソケット)
スナップオンのミリサイズヘックスの弱さはあまりに有名で、「対象を傷つける前に工具が降伏する」などと言い訳にしか聞こえない理由付けまでする始末。 スナップオンがズラりと並ぶツールストレージに、ヘックスだけはハゼットという光景は珍しくない。 バンセールにおいても、儲けにならない先端交換作業が頻繁についてまわるものだから積極的に奨めていないというのが現状だろう。 さて、国産に超がつくほど優秀なヘックスレンチが存在するのをご存知か? 大阪生野区に本社を置く「株式会社 … [Read more...] about エイトヘックスソケット改スナップオン(Snap-on)ヘックスソケット 207EFAMY(ヘキサゴンソケット)
スナップオン(Snap-on)ダブルスイブルプラグソケット S9721A
スナップオンのダブルスイブルスパークプラグソケットS9721A ソケットサイズは5/8"(16mm)。 特にアプローチが困難なV8やV6エンジンのスパークプラグ交換に用いるものである。 ラバーインサートタイプで碍子を痛めるリスクも少なく重宝する。 酸化皮膜仕上げの同レンチは、エアラチェット程度のパワーツールであれば使用可能とのことであるが、スパークプラグなどデリケートな対象には時間の許す限り手工具で丁寧に作業したい。 奥まった場所にスパークプラグが位置しているものだから当然エクステンションを装着するが、ラバーの喰い付きは強いため、ロックタイプのエクステンションを用いるのが正当だろう。 … [Read more...] about スナップオン(Snap-on)ダブルスイブルプラグソケット S9721A
スタッドボルト簡単に取り付けるには(コーケン(Ko-ken)スタッドボルトセッター)
コーケン(Ko-ken)のスタッドボルトセッター。 3/8"の差込角はインパクト用しかラインナップしていないが、コーケンのメッキはあまり強くないので、こちらの方がいいだろう。 ウォーターポンプの供給品など、不親切にもプーリー取り付けスタッドボルトがバラで同梱されているだけで組付けされていないものがある。 たった4本でもダブルナット作業は煩わしい。こういう装着専用のソケットがあると、とても重宝するのだ。 雌ネジ奥にはロックボールが内蔵されていて、このボールでスタッドボルトの保持を行う。離脱の際にボールが回転し、締結が解かれる仕組みである。 小型車の一般整備ではM6-1.00、M8-1.25、M10-1.25があればよいだろう。 Ko-ken 13103M-10 (1.25) … [Read more...] about スタッドボルト簡単に取り付けるには(コーケン(Ko-ken)スタッドボルトセッター)
スナップオン(Snap-on)スパークプラグソケット
スナップオン(Snap-on)のスパークプラグソケット(写真右はネプロス製マグネットインサート方式)。 スパークプラグの保持はテーパーになった六角部で行い、保持力は必要十分。 ところで、スパークプラグ締結時に碍子を折ることがあるのをご存知だろうか? 作業性の悪いV型エンジンなど、プラグに対してソケットが垂直に挿入されているか確認しづらいときに起こるトラブルであるが、プラグソケット内壁にマグネットなどのインサートを施したタイプのソケットではその頻度は高く、やむなく使用するにはよほどの注意が必要である。 その点スナップオンの方式になると、ソケット内部の空間に余裕があり、多少の作業者のミスをカバーしてくれる。 作業の曖昧さをカバーする工具がいかに重要か。整備士が作業精度の向上を目指すこと以上に工具選びが重要であると感じる典型的な … [Read more...] about スナップオン(Snap-on)スパークプラグソケット
コーケン(Ko-ken)ペンタローブビットソケット 20IPR 25IPR
コーケン(Ko-ken)のペンタローブビットソケットを入手した。 「あなたの車、放っておくと大変なことになりますよ!」と整備業界に警鐘を鳴らす「まさみさん」の記事や、興味深い故障事例と丁寧な解説でおなじみ、「駆け込み寺の住職」の記事で教えていただいた工具である。 輸入車では出現の頻度が高いペンタローブ(写真はアルファGT V6 3.2L のエアフロセンサー)。 国産車では生産上の都合というより、封印色が濃く、触れてはならない部分(例えばISCVの固定ボルトなど)で使用されている(写真はGD1フィットのISCV)。 詳細は両先生方の記事に譲るとして、とりあえず必要と思われるサイズとして15PRと20PR、双方1/4dr.をチョイスした。 適時サイズを追加しようと思う。 … [Read more...] about コーケン(Ko-ken)ペンタローブビットソケット 20IPR 25IPR
コーケン(Ko-ken)ナットグリップソケット
コーケン(Ko-ken)ナットグリップソケットである。 六角の一対面2箇所に仕込まれたフリクションボールにより、装着したナット及びボルトを保持するもの。 特にこういったギミックに頼らなくても、込み入った場所へのナットやボルトの挿入などそう頻繁にあるものではないから、マスキングテープをソケット開口部に軽く貼り付けてボルトに食い込ませる方法で構わないという考えであった。 実はこの10mmのソケット、スズキ エブリィのオイル交換専用として購入した。 ある年代のスズキ K6A … [Read more...] about コーケン(Ko-ken)ナットグリップソケット
スナップオン(Snap-on)ロングフレックスラチェット FLF80改
小判型ラチェットヘッドでは、おそらく最多のギア数のハンドルをスナップオン(Snap-on)がリリースした。 ギアの細かさはリーチの長い場面で特に有利に働き、フレックスヘッドと相まって狭小な作業スペースでの可能性が広がる。 F9シリーズの36ギアシールドヘッドの場合、ドライブの空転トルクの重さがラチェッティングの妨げとなる場面が無視できないほど多く、よほど限られた状況でない限りその選択に上ることは無かった。 しかし、新型80ギアヘッドは空転トルクがかなり軽めでファコムの72ギアほどではないにしても近いフィーリングで、あのイライラは解消されたものと考える。 このラチェットヘッドを主軸にラインナップを展開するスナップオンの今後に期待したい。 写真は好みのプラハンドルを装着したFLF80改。 … [Read more...] about スナップオン(Snap-on)ロングフレックスラチェット FLF80改
KTC ディープソケット50mm12角 B40-50
KTCのハンドツール用ディープソケット50mm 12ポイント。 ネプロスのディープソケット17mmは大きさ比較のためである。 このサイズ、ピタリとフィットするハブキャップが意外に多く、大変重宝している。 初入庫車にありがちな、中心付近を凸凹にされ、再使用に再使用を重ねたハブキャップ。どこで見られても恥ずかしくない仕事を心がけたい。 B40-50 19.0sq.ソケット(十二角) 50mm … [Read more...] about KTC ディープソケット50mm12角 B40-50