リニューアルされたアサヒ(旭)ゲージボタル。 エア環境の整った工場内での使用が主体であるから蓄光式の文字盤に頼る場面などそうないと思うが、これが最大の特徴だと前面に出した商品名である。 信頼性の高さ、操作のしやすさ、視認性の良さなどで自動車整備工場には必ずといっていいほど存在する定番のタイヤゲージ。 私の場合、小型貨物も取り扱うため、ダブルチャックの先端を選択。 クリップ式チャックが標準付属の場合が多い同種のタイヤゲージだが、今回装着したダブルチャックのように、金属製シャンクをしっかりと握り、エアバルブに押し当てる方が数段操作性が良い。 奥に位置するエアバルブにはクリップを操作できるスペースが確保できないことがほとんどだからだ。 … [Read more...] about アサヒ ゲージボタル(タイヤエアゲージ ASAHI AG-8006-2)
ウォーターポンププーリー回り止めSST
廃材を加工・利用したウォーターポンププーリーの回り止め。 写真のものはプーリー固定ボルトが6mmのものに使用している。 3G83専用に作ったわけではなく、その他エンジンにもフィットする。 FFの軽自動車などの作業空間が限られた場合でも、シンプルな形状が使いやすい。 主にタイミングベルト交換時に使用する同工具。この固定具が無い場合、ファンベルトを装着した状態で締緩作業を行う必要があり、締め忘れも然ることながら、緩め忘れについても経験があることと思う。 簡単な道具だが、確実な作業が約束されるのだ。 … [Read more...] about ウォーターポンププーリー回り止めSST
コーケン(Ko-ken)ペンタローブビットソケット 20IPR 25IPR
コーケン(Ko-ken)のペンタローブビットソケットを入手した。 「あなたの車、放っておくと大変なことになりますよ!」と整備業界に警鐘を鳴らす「まさみさん」の記事や、興味深い故障事例と丁寧な解説でおなじみ、「駆け込み寺の住職」の記事で教えていただいた工具である。 輸入車では出現の頻度が高いペンタローブ(写真はアルファGT V6 3.2L のエアフロセンサー)。 国産車では生産上の都合というより、封印色が濃く、触れてはならない部分(例えばISCVの固定ボルトなど)で使用されている(写真はGD1フィットのISCV)。 詳細は両先生方の記事に譲るとして、とりあえず必要と思われるサイズとして15PRと20PR、双方1/4dr.をチョイスした。 適時サイズを追加しようと思う。 … [Read more...] about コーケン(Ko-ken)ペンタローブビットソケット 20IPR 25IPR
スナップオン(Snap-on)コンビネーションプライヤー
スナップオンのコンビネーションプライヤーである。 いわゆる「ペンチ」で、切断/掴みの両作業を1本のプライヤーでできるというもの。 馴染みのあるペンチと違うところは支点が2点選択できるスリップジョイント機構も組まれているという部分。「プライヤー」と「ペンチ」を合体させたものと思えばよい。 さらに、より高いレバレッジで作業できるように支点がさらに一つ追加されているのがこのプライヤーの最大の特徴といえよう。 但し、一般的なスリップジョイントプライヤと比較すると、最大開口幅が小さくなる。 スナップオンのカタログには1/4の力で作業ができる旨、説明書きがされているが、4倍の力で掴むことができると解釈するのが自然だろう。 不慣れだと危険な方法でおススメできないが、ドラムブレーキの分解整備をする際、リターンスプリングの離脱、装 … [Read more...] about スナップオン(Snap-on)コンビネーションプライヤー
マックツールズ(MAC TOOLS)フレックスコンビネーションレンチ
マックツールズのフレックスコンビネーションレンチである。 マックのメッキ工具全体にいえることだが、刻印のフォントにスナップオンほどの「色気」がないので、比較してしまうとなんとなくそっけない印象がある。 レンチの中でも高価な部類に入るフレックスコンビは、そんなにまでして購入する価値があるのか、と支払いのときに一瞬考え直してしまうほどの価格設定。 ラチェット+ソケットより高さが低く、作業スペースが限られている部位に使用する。 ところが、見ての通りマックの同レンチはフレックス部に不恰好なふくらみがある。少しでも高さを低く抑えたいレンチだから、出っ張りは極力無くして欲しかった。 可動部のあるシンプルな工具ほど「デキ」の良し悪しが顕著に出る。信頼のあるメーカー製で、ボックス部は12ポイントを選択すると良いだろう。 … [Read more...] about マックツールズ(MAC TOOLS)フレックスコンビネーションレンチ
MAC TOOLS ホースプライヤー
マックツールズのホースプライヤーである。 愛用していた廉価のホースプライヤーを紛失してしまい、慌ててデリバリーバンから購入したものである。 ホースプライヤーと言っても、ウォーターホースに使うことは稀で、主に固いコネクター離脱に流用している。 エンジンルームや、室内のコネクター類は、装着は簡単でも、離脱を試みると障害が多々あり、うまくいかないことの方が多いのではないか。 このプライヤーの先端に傷つき防止処置を適当に施すと、便利なコネクタロック解除ツールとなる。 しかしこの新調プライヤー、よく見かけるグリップの造形だが、私には初めてで手に馴染まず、どんな風に握るのが適当なのか見当がつかなかった。 何度か握り直しを繰り返していると、グリップの開閉を行う際の人差し指の「逃げ」を作ったんだなとようやくわかった。 コネクタ … [Read more...] about MAC TOOLS ホースプライヤー
マックツールズ ペンタグリップドライバー プラス#2 (MAC TOOLS)
マックツールズの日本仕様ドライバー ペンタグリップのプラス#2。 愛用のPB 7193D プラス#2 の先端にねじれが生じ、使い物にならなくなったので新調した。 日本車に使用されているプラスのリセスは意外に多様であり、一概にスナップオンだから合わなくてベッセルだから合うとも言い切れない。 しかし、そこはユーザーの不安を払拭させるべく、マックツールズは日本仕様と称してベッセルにブレードを作らせたようである。 対面幅10mmのボルスターにシャンクのローレット加工はマック独自のオーダーか。 PBの7193Dは良いドライバーだった。 … [Read more...] about マックツールズ ペンタグリップドライバー プラス#2 (MAC TOOLS)
Pro-Auto ダブルフレックスロックギアレンチ
さまざまな場面で活躍するシグネット(SIGNET)のギアレンチ。 他メーカーだが、異サイズ組み合わせのメガネ型ギアレンチを手に入れた。Pro-Autoブランドでおなじみスエカゲツールのダブルフレックスロックギアレンチ13×17&ゴースルーソケットセットである。 イメージと違ったのはフレックス部。 ロックとフリーを選択できるものと思い込んでいたのだが、フリーの状態での使用はできない。フレックス部のボタンはリターンスプリングで常は飛び出した状態で、ボタンを押し込みながら好みの曲がり位置を選択。ボタンから指を離すと固定されるという仕掛け。 ボタンを押した状態ではほとんどフリクションが無く、首フリ部はクタクタである。 フレックスがロックされるのが有利に働く場面も無くはないが、レンチを振りながら障害物を避けるという使い方がはるかに多 … [Read more...] about Pro-Auto ダブルフレックスロックギアレンチ
コーケン(Ko-ken)ナットグリップソケット
コーケン(Ko-ken)ナットグリップソケットである。 六角の一対面2箇所に仕込まれたフリクションボールにより、装着したナット及びボルトを保持するもの。 特にこういったギミックに頼らなくても、込み入った場所へのナットやボルトの挿入などそう頻繁にあるものではないから、マスキングテープをソケット開口部に軽く貼り付けてボルトに食い込ませる方法で構わないという考えであった。 実はこの10mmのソケット、スズキ エブリィのオイル交換専用として購入した。 ある年代のスズキ K6A … [Read more...] about コーケン(Ko-ken)ナットグリップソケット
ハスコー タイロッドジョイントリムーバー JF-921MX
共用工具には旧式のボールジョイントリムーバーしかなく、自分専用に購入したのがハスコーのタイロッドジョイントリムーバーJF-921MX。 「タイロッド」と商品名にはあるが、軽自動車~普通車のほとんどのボールジョイントの離脱に使用できるサイズである。 最近はアルミ合金のアーム類が使われていることもあり、昔気質の職人よろしくハンマーで離脱を試みるなどもってのほか。安心感のある専用工具を使いたい。 ハスコー製の優れているところは、支点になる部分の幅が調整できるところだ。 様々な幅がある対象に対して理想的に力を作用をさせる点において、他メーカー製より数段使いやすい。また、ダストブーツに無理な力が加わらないようにした爪の形状の配慮が嬉しい。 … [Read more...] about ハスコー タイロッドジョイントリムーバー JF-921MX