スナップオンのダブルスイブルスパークプラグソケットS9721A ソケットサイズは5/8"(16mm)。 特にアプローチが困難なV8やV6エンジンのスパークプラグ交換に用いるものである。 ラバーインサートタイプで碍子を痛めるリスクも少なく重宝する。 酸化皮膜仕上げの同レンチは、エアラチェット程度のパワーツールであれば使用可能とのことであるが、スパークプラグなどデリケートな対象には時間の許す限り手工具で丁寧に作業したい。 奥まった場所にスパークプラグが位置しているものだから当然エクステンションを装着するが、ラバーの喰い付きは強いため、ロックタイプのエクステンションを用いるのが正当だろう。 … [Read more...] about スナップオン(Snap-on)ダブルスイブルプラグソケット S9721A
KTC光軸調整レンチ AMLB8(応用編)
KTCの光軸調整専用レンチ AMLB8 である。 タイミングベルトで駆動される2つの回転軸で奥まった光軸調整ネジに簡単にアプローチできて調整もいたって容易。 車検整備を主に行う工場には必須のSSTといえる。 … [Read more...] about KTC光軸調整レンチ AMLB8(応用編)
スタッドボルト簡単に取り付けるには(コーケン(Ko-ken)スタッドボルトセッター)
コーケン(Ko-ken)のスタッドボルトセッター。 3/8"の差込角はインパクト用しかラインナップしていないが、コーケンのメッキはあまり強くないので、こちらの方がいいだろう。 ウォーターポンプの供給品など、不親切にもプーリー取り付けスタッドボルトがバラで同梱されているだけで組付けされていないものがある。 たった4本でもダブルナット作業は煩わしい。こういう装着専用のソケットがあると、とても重宝するのだ。 雌ネジ奥にはロックボールが内蔵されていて、このボールでスタッドボルトの保持を行う。離脱の際にボールが回転し、締結が解かれる仕組みである。 小型車の一般整備ではM6-1.00、M8-1.25、M10-1.25があればよいだろう。 Ko-ken 13103M-10 (1.25) … [Read more...] about スタッドボルト簡単に取り付けるには(コーケン(Ko-ken)スタッドボルトセッター)
KTCセラミックスクレーパー(ショート KZ4S-18)
KTCのセラミックスクレーパーのショートKZ4S-18(写真下)。 古いガスケットの剥離には最適で世界一といっても過言ではない同社のセラミックスクレーパー。 歯幅18mmのショートタイプが出たというので早速購入。 作業空間の限られたエンジンルームで、頑固な古いガスケットと格闘する場面で威力を発揮するだろう。 グリップが短いゆえ、力を掛けることが困難だが、セラミックチップに関してはそういう余分な力を必要とせず、軽い力で作業を進めることができる。 チップ側面も使用することができるのも魅力の一つ。 ただセラミックは落下衝撃には弱く、チップのみの供給が欲しい。 【あす楽】KTC(京都機械) セラミックスクレーパーショートKZ4S-18 KZ4S18 … [Read more...] about KTCセラミックスクレーパー(ショート KZ4S-18)
スナップオン(Snap-on)スパークプラグソケット
スナップオン(Snap-on)のスパークプラグソケット(写真右はネプロス製マグネットインサート方式)。 スパークプラグの保持はテーパーになった六角部で行い、保持力は必要十分。 ところで、スパークプラグ締結時に碍子を折ることがあるのをご存知だろうか? 作業性の悪いV型エンジンなど、プラグに対してソケットが垂直に挿入されているか確認しづらいときに起こるトラブルであるが、プラグソケット内壁にマグネットなどのインサートを施したタイプのソケットではその頻度は高く、やむなく使用するにはよほどの注意が必要である。 その点スナップオンの方式になると、ソケット内部の空間に余裕があり、多少の作業者のミスをカバーしてくれる。 作業の曖昧さをカバーする工具がいかに重要か。整備士が作業精度の向上を目指すこと以上に工具選びが重要であると感じる典型的な … [Read more...] about スナップオン(Snap-on)スパークプラグソケット
ライル ディスコネクトツール(Lisle 燃料パイプ脱着用)
ライル(Lisle)のディスコネクトツール。 購入したのは忘れてしまうほど前だが、ここ数年、出番が急増。 ディスコネクトツールセット 7ピース STRAIGHT/19-359 (STRAIGHT/ストレート)価格:560円(税込、送料別) (2020/5/2時点) 組み立てコストの関係か、接続の信頼性向上のためか、国産車の高圧燃料ラインに使われだして久しいワンタッチ式コネクタがある。 挿入は工具を必要とせず押し込むだけだが、離脱にはこのような特殊工具があると作業が短時間で済む。 無理にありあわせの道具で離脱を試みると、コネクタを傷つけたり、破損する恐れがあるので、そう高価でもないこのような工具は是非揃えておくべきだ。 … [Read more...] about ライル ディスコネクトツール(Lisle 燃料パイプ脱着用)
ブルーポイント ダブルジョイントロングノーズプライヤー(Snap-on Blue-Point 913DJCP, 913DJBCP)
ダブルジョイントのロングノーズプライヤは、以前にもキャンペーンがあったが、3本セット(ストレート、ベント、ダックビル)のため、3本は不要で購入を見送った。 今月のキャンペーンはストレートとベントがそれぞれ単品販売。価格もリーズナブルになり、2本購入した。USのパテントNo.がレーザー刻印されているので、価格の低い商品はしばらく出てこないと思う。 このプライヤーの作業対象は小さめのホースクリップなどで、ラジエータホースクリップなど大型で強いものを縮める力は掛けられない。 狭く届きづらいところへのアプローチを容易にと考えられたロングリーチプライヤだが、ジョイントが一つの従来モデルでは対象に届いてもグリップが広げられないことがほとんどだ。結局腕を傷だらけにしながら短小プライヤーで対応せざるを得ないという場面を経験した方も多いのではないか。 … [Read more...] about ブルーポイント ダブルジョイントロングノーズプライヤー(Snap-on Blue-Point 913DJCP, 913DJBCP)
オイルパンシールカッター(トヨタ純正部品扱い)
10年以上前に購入したオイルパンシールカッターである。 急を用したのでもっとも入手が早かったトヨタ純正部品扱いのものを購入。比較的高価だったと思う。 使用頻度の低い工具であるが、鋼がしっかりしているものを選ぼう。 エンジンオイルパンといえば、液体シールパッキンを塗布するのがほとんどだが、液体パッキンの塗り方一つで整備士の腕がわかるから、誰にみられても恥ずかしくない作業を心がけたい。 … [Read more...] about オイルパンシールカッター(トヨタ純正部品扱い)
マックツールズ 差動シリンダープレッシャテスター(MAC TOOLS CLD200M)
マックツールズの差動シリンダープレッシャテスターCLD200M。 元カリスマ整備士の日記でおなじみのカリスマさんの記事で教えていただいた測定器だ。 工場に古いコンプレッションテスタはあって、一人で作業する場合、プラグホールにテスター先端を押し付けながら、手元にセルスタートさせるスイッチを持ってきて計測していた。 搭載されたエンジンならこの方法で測定可能だが、単体の中古エンジンだとそうはいかない。 この差動リークテスタは、エンジン静止状態で圧縮上死点にある燃焼室に圧縮エアを送り込み、保圧の程度を測定するものである。 ↓類似品は少ないがこのようなセットがある … [Read more...] about マックツールズ 差動シリンダープレッシャテスター(MAC TOOLS CLD200M)
レッドレンザー Vキューブ(LEDペンライト)
レッドレンザー VキューブというLEDライト。 補助照明として肩ポケットに携帯しているものである。 ボディがブラックの使用感のある方が、2年半の使用で点灯不良になったもの。(写真では点灯しているが、少しの振動で消えてしまう。) 何度も落下させ、分解、修理を繰り返したが、今度ばかりは不良箇所を見つけられず、明日の仕事に差し支えるためシルバーを新調した。 ↓現行はこのようなペンタイプだ … [Read more...] about レッドレンザー Vキューブ(LEDペンライト)