10年以上前に購入したオイルパンシールカッターである。 急を用したのでもっとも入手が早かったトヨタ純正部品扱いのものを購入。比較的高価だったと思う。 使用頻度の低い工具であるが、鋼がしっかりしているものを選ぼう。 エンジンオイルパンといえば、液体シールパッキンを塗布するのがほとんどだが、液体パッキンの塗り方一つで整備士の腕がわかるから、誰にみられても恥ずかしくない作業を心がけたい。 … [Read more...] about オイルパンシールカッター(トヨタ純正部品扱い)
エンジン
スナップオン(Snap-on)?ラジエーターホースリムーバー
ラジエータホースなど水周りのホース離脱の際に固着はつきもので、再利用しないからと無理に引き剥がすと余計な部分まで傷めかねない。 専用工具がなければ、接続部にカッターナイフ等で切込みを入れたほうが余程スマートに作業ができる。 下の写真は、随分前に工具店のワゴンセールで投売りされていた日平機器のホーススクレーパー。 黄色のプラスチックの握りが細く、意味のなさそうな凹凸に、力を入れると手のひらに食い込み、痛くて使いにくい。 やはりグリップ形状は重要だと、PBのマルチクラフトグリップに飛びついた。 しかし、こちらにも難はあった。 日平製のものと比べると先端のテーパーの角度がきつく、思うように深部まで届かない。また、PBのメッキは意外と簡単に剥離し、先端はみすぼらしくなる。 そこで、いい形状をしている … [Read more...] about スナップオン(Snap-on)?ラジエーターホースリムーバー
KOTOオイルフィルターレンチ NT-328N
締付けたトルクからは想像できないくらい、シリンダブロックにしっかりとしがみついたオイルフィルター。 エキゾーストマニホールド直下など、熱負荷の高い場所にあるものや、長期間交換を怠ったオイルフィルタは,締結を解くのに苦労することが多い。 そんな場合、工場に揃えた各サイズのカップ式オイルフィルタレンチは全く歯が立たず、一度スリップすると二度とフィルタの角を掴まなくなる。 このような経験から、難なく締結を解くことのできるフィルタレンチを模索するが、あまり役に立たない汎用オイルフィルタレンチばかり増えてしまうのだ。 あなたは、グシャグシャに変形した奥まった場所の固いオイルフィルタの締結を一発で解くことができるだろうか? さて、写真の汎用オイルフィルターレンチは,KOTOでお馴染みの特殊工具メーカー … [Read more...] about KOTOオイルフィルターレンチ NT-328N
コーケン(Ko-ken)トヨタ車用SSTラチェットスパナ(LHstix)
トヨタ車のエンジン 2AZ-FEや1AZ-FSEのサーペンタインベルトのオートテンショナープーリーには,固定ボルトにLHstixという特殊ボルトを使用している。 コーケン(Ko-ken)から,この特殊ボルトのための工具が出ていることを雑誌の広告で知り,必要なものと思い購入した。 先月,総走行距離10万kmの1AZ-FSE搭載車が入庫。 対象のテンショナープーリーベアリングの状態が良くないことを確認して,プーリーを注文するが,純正品はテンショナーアッセンブリでの供給しかないとの部品商の回答。 ベアリング自体はありきたりのラジアルボールベアリングだが,樹脂性プーリーと一体成型のため交換は困難。 では,この特殊工具は何のためのものなのか? … [Read more...] about コーケン(Ko-ken)トヨタ車用SSTラチェットスパナ(LHstix)
スナップオン ストラップオイルフィルタレンチ4(Snap-on A91)
スナップオン(Snap-on)のストラップ式フィルタレンチA91Dが使用中に破損した。 参照記事:スナップオン(Snap-on)ストラップオイルフィルタレンチ ストラップ端部の縫合糸が破断し,ストッパ機能が損なわれた状態である(写真参照)。無理な,もしくは誤った使い方をしたのか? ストラップ部は保証対象外であったが,購入後半年ほどしか経過していない上,使用回数も少ないとのことで,今回は新品に交換していただいた。 ↓老舗のLisleにも同様の工具がある カップ型フィルタレンチでは滑って回らなくなったオイルフィルタに非常に有効な同レンチ。 その後、縫合が外れることなく快適に使用できている。 【USA在庫あり】 スナップオン Snap-on オイルフィルター ストラップ レンチ (フィルター直径 … [Read more...] about スナップオン ストラップオイルフィルタレンチ4(Snap-on A91)
スナップオン(Snap-on)ストラップオイルフィルタレンチ3 A91D
先週,フェラーリ456GTAが,ラジエータの修理で入庫した。 同時作業に,オイル交換があり,フィルタも同時に交換した。工場にあるカップ型フィルタレンチは国産のものは全種あるが,輸入車に関しては一部対応していない。 そこでスナップオン(Snap-on)のストラップフィルタレンチの出番となった。今回,緩め,締めとも3/8"ドリブンスケア側を用いた。 リフトアップして,目の前で作業していたおかげで,トルクを掛けた際の金属部分の食い込み方が,締め,緩め双方で異なることを知った。取り外した古いフィルタを見ると多少の食い込み跡が確認できたが,新品は規定回転締め付け後も変形は皆無。 対象にできるだけダメージを与えないためには,緩め(反時計回り)は1/2"ドリブンスケア側を,締め(時計回り)は3/8"ドリブンスケア側を使用すればよいことになる。 … [Read more...] about スナップオン(Snap-on)ストラップオイルフィルタレンチ3 A91D
オリジナルシールプーラー(自作SST)
↓下のような薄っぺらいグリップで替ブレード付が、一般市販のオイルシールプーラー(Seal Puller)だ。グリップが長く、ブレードに対してグリップが直角であるため、スペースに余裕のない場所ではとても使いにくい。 シールプーラー STRAIGHT/19-355 (STRAIGHT/ストレート)価格:930円(税込、送料別) … [Read more...] about オリジナルシールプーラー(自作SST)
PBホースリムーバー
ラジエータホース,ヒータホースの離脱には固着がつきもの。 ホースリムーバーを紹介する。特に古い車で,真鍮タンクのラジエータの場合など,無理に引き抜こうとすると,ラジエータ側のジョイントがもげたり,痛んだりしてしまう。 ウォータホース類は基本的に再使用はしないため,カッターナイフでホースの長手方向に切れ目を入れて固着を解き易くする方法もあるが、できれば専用工具を使いたい。 写真の赤い柄は共用工具のKTC製。無理な使い方をしたのか,先端部に曲がり,メッキ剥がれがある。KTCカタログにはもう一種類曲がりの違うものがある。 固着剥がしは専用工具でも相当な力を要する。このKTCのグリップは細い上,形状があまりよくなく,手に食い込んで痛くて力が入らない。この工具しかなかったときはウエスを巻いて痛さを軽減させていた。 自宅に日平製のもの … [Read more...] about PBホースリムーバー
スナップオン ストラップオイルフィルタレンチ2 (Snap-on A91D)
スナップオン(Snap-on)のストラップフィルタレンチA91Dを使ってみた。 対象は日産アトラス(ディーゼル車)の燃料フィルター。 カップ式フィルタレンチを使う場合は,フィルター下部のセジメンタセンサーが邪魔になるので,あらかじめ取り外す必要がある。今回使用したストラップ式の場合はセンサがついたままで作業ができる。 ↓老舗のLisleにも同様の工具がある … [Read more...] about スナップオン ストラップオイルフィルタレンチ2 (Snap-on A91D)
スナップオン(Snap-on)ストラップオイルフィルタレンチ A91D
エンジンオイルのオイルフィルタの脱着工具には様々な種類がある。 勤務先の工場ではKTCのカップ型フィルタレンチがフルサイズ揃えてあり(一部輸入車除く),日常的に使用しているのはこのタイプになる。作業スペースがタイトな場面でも3/8"dr.の工具を組み合わせると難なく作業できるのがカップ型レンチの特徴。 しかし,国産車のオイルフィルタは正十六角であるため一つの角が約157°と、かなりの鈍角で,フィルタの材質が柔らかいこともあり,きつく締まっている場合は,簡単にナメてしまう。一度ナメてしまうとカップ型のレンチでは歯が立たない。 ウォータポンププライヤでつかむとか,ドライバーを刺すとかいう荒技で対処することになるが,そのような作業スペースを確保できることはほとんどないのだ。 写真は,年末に購入したばかりのスナップオン(Snap-on) … [Read more...] about スナップオン(Snap-on)ストラップオイルフィルタレンチ A91D