狭いエンジンルームで活躍する Snap-on XFRRM1214のラチェットメガネの無段階フレックスとツバ高の秘密を解説する。 遠く、狭く、辛うじて見える。そんな場所にあるボルトナットは近年の過密なエンジンルームではごく普通だ。周辺部品の離脱はできるだけ少なくしたいし、対象は確実に捉えたい。 この長いラチェットメガネ1本あれば、そういった用途で広範に利用可能だ。 ラチェットメガネの選定で重要なポイントは、ヘッドフレックスのフリクションが重めの無段階であることと、メガネ部にはツバ付&フラット両面があり、それぞれの面で正転・逆転できること。この全てを満たし、よく使うサイズ12mmと14mmが一本に集約されているのがXFRRM1214というわけだ。 ラチェットギアは Snap-on Dual … [Read more...] about スナップオン ダブルフレックス リバーシブル ラチェットメガネの魅力 Snap-on XFRRM1214
レンチ
スナップオンのレンチは滑りやすい?(Snap-on XDHM 15° ストレートメガネ)
愛用のストレートメガネ スナップオンSnap-on XDHM 作業スペースに余裕がないエンジンルームでは、ストレート形状は必須。 新しい頃はクロームメッキが眩く、毎日のように拭きあげていたレンチ表面は、使い込むうち小傷が一様に広がった。そして、磨耗の激しい箇所は銅下の赤っぽさも出てきた。 スナップオン Snap-on フランクドライブ 15°オフセット レンチ 12角 セット XDHM606 … [Read more...] about スナップオンのレンチは滑りやすい?(Snap-on XDHM 15° ストレートメガネ)
スナップオン フレアナットレンチ (Snap-on RSXSM10A)
スナップオンの10mm専用フレアナットレンチ。 主に国産車のブレーキ配管整備に使う。 片方は通常のフレアナットレンチで、もう片方は早回し用オープンエンドになっている。 Snap-on スナップオン RSXSM10A 10mm 【中古】 フレアナットは固着や、パイプフレアの広がりすぎなどで、締結を解いた後でも、指で軽く回らないことが多く、このような早回し形状のレンチが反対側に存在するのはとても便利だ。 ↓U61V 三菱ミニキャブ リアホイールシリンダの配管離脱時の作業 … [Read more...] about スナップオン フレアナットレンチ (Snap-on RSXSM10A)
メリー バリヤーレンチ YL-1(MERRY バリヤレンチ YL1)
自動車の手動変速機がそうであるように、不便なモノほど楽しいのは、思考の活性があるからだろう。 『そういう「自動」車なの?』 と首をかしげる「自動運転システム」。メーカーの意図するところはそうでないかもしれないが、便利すぎは何か大切なものを退化させるかもしれない。 高校の授業で「公共交通の利用方法」という特別授業があるのはホントだ。 任意の時間に任意の場所に、まるで居間が移動するかのような便利すぎる自動車で育った子供たちは、切符の買い方を知らないらしい。 さて、掲題のバリヤーレンチは、ラチェットハンドルの回転軸を平行移動できる非常に便利な工具だ。 たくさんの部品を離脱することなく、また、ほとんどレンチを振れないような狭い場所でも先端がアプローチさえできれば、障害物のない場所まで平行移動した等速の回転軸で … [Read more...] about メリー バリヤーレンチ YL-1(MERRY バリヤレンチ YL1)
スタビレー 75°オフセット メガネレンチ (STAHLWILLE STABIL 20, 8×10)
国産車のブレーキブリーダレンチに最適なスタビレーの75°オフセットメガネ。 スナップオンのレンチと違って「しなり」が少ないのが特徴。 ブレーキブリーダプラグは先端がテーパーになっているので、規定トルクに到達した後もさらに締め込めてしまう。 それはもちろん不適切な作業で回避しなくてはいけないが、日常頻繁に行う作業でいちいちトルクレンチを当てる余裕など到底無く、レ … [Read more...] about スタビレー 75°オフセット メガネレンチ (STAHLWILLE STABIL 20, 8×10)
スナップオン15°オフセットロングメガネ (Snap-on XDHM1417)
国産車のブレーキキャリパの分解整備に日常的に使うロングメガネ。 小型車は主に14mm側を使用する。15°オフセットの理由は、レンチを持つ握りこぶしが、他の部品に干渉しにくいから。 そして、長い全長の14-17の組み合わせは、力の負担を軽減するためだ。 他社製のレンチと比較して重く感じるスナップオンのレンチは、意外に「しなる」。 そのしなりは、規定トルクに達した感覚を手のひらに伝える。 さらに、ボルトとの勘合がすごく曖昧なフランクドライブは、宛がいを容易にするためには絶対必要で、一旦力を込めるとビクとも動かない食いつきはさすがといえる。 【USA在庫あり】 スナップオン Snap-on フランクドライブ 15°オフセット レンチ 12角 14-17mm XDHM1417 HD店 … [Read more...] about スナップオン15°オフセットロングメガネ (Snap-on XDHM1417)
キセルレンチ(スタビレー STAHLWILLE 4335-17)
HC24S 日産 ピノ (スズキ アルト OEM) のフロントショックアブソーバ交換時に使用。 短いほうのボックス部分が貫通構造になっているので、共回りしてしまうショックピストンロッドの固定ナットの離脱には最適だ。 中心部分にヘキサゴンを挿入する形で使用する。 ショックアブソーバは非常にデリケートな部品。中心ナットの締付けにはインパクトレンチは使用しないほうがいいだろう。 ↓同様の作業用途に様々なサイズの貫通ソケットセットがシグネットから販売されている … [Read more...] about キセルレンチ(スタビレー STAHLWILLE 4335-17)
スナップオン 薄口スパナ (Snap-on JM1011)
「え? そんなことまで書くんですか?」 メーカー技術者の端くれだった頃、上司に配線の通し方を図面に反映するよう指示された。 配線の長さは決まっているし、接続する先も一箇所だ。誰が作業しても同じ通し方をすると主張したが却下。私は、近年の日本のモノづくりと、その未来を見た気がした。 職人をロボットのように捉え、感覚的なものを排除して生まれる均質化の手法は、日本人気質にそぐわないブルーカラーと呼ばれる労働者区分けを連想させる。出来上がる製品に「味がない」といわれる所以かもしれない。 そして、感覚的なものを削がれた製品は模倣を容易にするから、ハイクオリティが売りだった日本製品を上回る製品が、中国をはじめアジア各国で作られ始めているのも自然なことなのだろう。 一方、品質が安定しているとはお世辞にも言えないイタリア製の自動車は、日本の … [Read more...] about スナップオン 薄口スパナ (Snap-on JM1011)
スナップオン コンビフレアナットレンチ RXSM13B
輸入車で時折出現する13mmフレアナット 大抵はスパナかモンキーで代用だろうが、固着が見られる対象だけに専用の緩め工具が欲しい。スナップオンのフレアナットコンビのオープンエンドは締め付け専用。 通常のオープンエンドと比較すると厚みの差がわかるだろう。 開きが少なく、規定トルクでの締め付けが可能。異サイズを組み合わせたフレアナットレンチより、オープンエンドとのコンビレンチが機能的に綺麗なのである。 … [Read more...] about スナップオン コンビフレアナットレンチ RXSM13B
スナップオン ストレートメガネレンチ(Snap-on XDHFM)
スナップオンのストレートメガネ。 必要に応じて買い足してきたもので、今回 XDHFM1417 を新調した。 … [Read more...] about スナップオン ストレートメガネレンチ(Snap-on XDHFM)