国産車のブレーキキャリパの分解整備に日常的に使うロングメガネ。
小型車は主に14mm側を使用する。15°オフセットの理由は、レンチを持つ握りこぶしが、他の部品に干渉しにくいから。
そして、長い全長の14-17の組み合わせは、力の負担を軽減するためだ。
他社製のレンチと比較して重く感じるスナップオンのレンチは、意外に「しなる」。
そのしなりは、規定トルクに達した感覚を手のひらに伝える。
さらに、ボルトとの勘合がすごく曖昧なフランクドライブは、宛がいを容易にするためには絶対必要で、一旦力を込めるとビクとも動かない食いつきはさすがといえる。
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