スナップオンのストレートメガネ。
必要に応じて買い足してきたもので、今回 XDHFM1417 を新調した。
久しぶりにスナップオンの新品レンチを手にし、まばゆいばかりの光沢にしばし悦に入ったが、これもしばらく使うと、小傷だらけのみすぼらしい姿になるのかと思うと少し残念である。
スタビレーなどに代表されるヨーロッパ製の梨地レンチは、使い込むほど逆に艶っぽくなり、過酷な現場向きかもしれない。
さて、0度オフセットのロングストレート形状は、狭い作業箇所で、かつリーチの必要な場面では不可欠だが、スペースに余裕のある場所では決して使いやすいものではない。
それに対し、15度オフセットXDHMシリーズは、0度オフセットと同一のボックス形状で滑らかに曲げ加工がされてあり、作業時に拳一つ分の余裕があるため、スタンダードに使用するにも差し支えないレンチとなっている。
ロング形状でトルクが掛けやすく楽に作業ができる点でも、いわゆる10度オフセットといわれる旧来からのメガネレンチの出番はほとんどない。
最近ネプロスから同種の15度オフセットレンチが出たようだか、スナップオンと価格的に均衡しているので、好みで選択すればよいだろう。
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