組み立ての容易さから、ワンタッチの燃料ライン継手が主流だ。 ただし、離脱の際は外部からプラスチックのロックを解除する必要があり、汎用の離脱ツールが幾種類か販売されている(写真右上端のライル製とスナップオン製)。 いずれの汎用具も挿入深さが不足気味で気持ちよく離脱できることは少ない。そこでメーカー指定の純正工具はどうなのかと取り寄せたのが写真中央のSST。 価格は110円と極めてリーズナブルで、こんなことなら早く気がつけばよかったと感じるとともに、メーカー純正SSTを作業困難の都度、検索してみる価値はありそうだ。 専用設計だけあって汎用より使い心地はよく、おそらく他メーカーの同様の継手の離脱にも使えるのだろう。 ↓汎用品にはこのようなベントタイプもある … [Read more...] about スズキ純正SST(燃料パイプ配管継手離脱用 ディスコネクトツール)
バーコ(BAHCO) クラフトハサミ FS-8
モンキーやニッパーでおなじみバーコ(BAHCO)のハサミ。 自動車整備にハサミは直接関係なさそうで、小部品の包装開封や両面テープの裁断など、安定した切れ味が要求される場面は案外多いものだ。 特に粘着テープなどネバネバの付着した対象を繰り返し切断していると、ありきたりのハサミでは粘つきが刃にまとわりつき、再々頑固なものを拭い去らないといけなくなり、切っているのか拭いているのかわからなくなるくらい煩わしいものである。 その点、細かいギザのあるバーコのハサミは優秀で、粘着テープを全く普通に繰り返し切り続けることができる。 また、ギザ刃は、切断時に若干のざらつき感として手に伝わるが、決して悪くない。 繊細な紙細工を目的とするのではなく、少し荒っぽい使い方を安定的にこなすにはもってこいのハサミといえる。 … [Read more...] about バーコ(BAHCO) クラフトハサミ FS-8
スナップオン カーボンスクレイパー(Snap-on CSA8C)
三菱U42Vのウォーターポンプ取替作業だと標準作業時間は3時間弱。 少し前の年式のキャブオーバーは、付随作業が煩わしい。作業スペースを確保するため、シフトレバー、パーキングブレーキレバー、4WD H-L … [Read more...] about スナップオン カーボンスクレイパー(Snap-on CSA8C)
チゼルリテーナー(MAC TOOLS エアハンマーアクセサリ)
チゼルリテーナという名称の先端部分の着脱を容易にするエアハンマーアクセサリ。 そう頻繁でない交換作業にもかかわらず、デフォルトのスプリングではわずらわしくて、おもわずハンマー本体を複数台所有しようかと考えるほど。 写真のハンマーヘッドは、タイロッドエンドなど、小さめのボールジョイント離脱を迅速にこなしてくれるので手離せない。 数秒の打撃で外れない場合はすぐさま従来のボールジョイントリムーバに持ち替ええなければならない。なんとなれば、エアハンマーの打撃力は強烈で、しつこい打撃は必ず対象を変形させてしまうから。 他に固着したドライブシャフトスプラインの離脱などにも。 … [Read more...] about チゼルリテーナー(MAC TOOLS エアハンマーアクセサリ)
クニペックス コブラ アリゲータ 比較(KNIPEX 8701-300, 8801-300)
自動車整備工具でウォーターポンププライヤは重要な脇役で、緊急回避的な用途がほとんど。 「固着を解く」などの場面で強靭な掴力が必要で、よい食いつきは仕事をうまくこなし、対象につく傷はその代償となる。 愛用の2本のクニペックスは共に全長300ミリ。 調整機構の違いよりも、むしろアゴの開きに大きな相違があり、双方使用場面で一長一短がある。 … [Read more...] about クニペックス コブラ アリゲータ 比較(KNIPEX 8701-300, 8801-300)
PBタイヤレバー (PB 6675-9-170CN)
例えばスーパーカブなど、チューブタイプのタイヤも日常作業にはあって、無論タイヤレバーによる手組みだ。 そんなタイヤレバーもこういったスプーン形状になると使いやすさがまるで違うから、昔ながらのタイヤレバーはもう使う気にならなくなる。 3本必要との向きもあるようだが、たいていの場合は2本で順調よく仕事が捗る。 リムプロテクターと併用して小型バイクのタイヤ交換などにも活躍するだろう。 PB SWISS TOOL タイヤレバー 6675-9-170CN … [Read more...] about PBタイヤレバー (PB 6675-9-170CN)
FiatECUScan(フィアットグループ専用診断ソフトウエア、現 Multiecuscan)
近年、自動車の電子制御化がすさまじい。 車内にローカルエリアネットワークを張った自動車で昔ながらの「勘どころ」がどこまで通用するのだろう。 スキャンツールに頼り切りではいけないが、故障の原因予測はもちろん、各種アクチュエータのキャリブレーション、サービスインターバルインジケータのリセットなど、この類の道具でしかできない機能もあるため、管理車両の診断機を手元に持ち、安心感(自信?)を得たいと考えるのは修理屋としては自然な感覚だろう。 さて、輸入車の中でもフィアットグループ(フィアット、ランチア、アルファロメオ)の診断機は専用機エグザミナー以外にはほとんど見当たらず、警告表示が国産車と比較すると頻繁なものだから、その都度ディーラに向かうという方も多いのではないかと思う。 そこでこの診断ソフトウェアだ。 まだ歴史が浅いソフトウェ … [Read more...] about FiatECUScan(フィアットグループ専用診断ソフトウエア、現 Multiecuscan)
トヨタ/レクサス専用スキャナー UIFTECH MEMOSCAN T605
噂のトヨタ/レクサス専用 … [Read more...] about トヨタ/レクサス専用スキャナー UIFTECH MEMOSCAN T605
アルファダイアグ(AlfaDiag)アルファロメオ専用診断ソフト(現 DnEcuDiag)
当方管理車両に車齢が10年を越えるアルファロメオが1台あり、脆弱な車両を普通に通勤に使われていることもあって、年間に何度もメーターパネル内に警告表示する。 1998年以降生産のアルファロメオは故障が少ないと言われているが、「アルファロメオにしては」という前提を忘れてはならない。 何らかの警告灯が表示されると外部診断機を接続してみないことには内容がわからないのだが、汎用のスタンドアロン型外部診断機のほとんどはフィアットグループの車両に対応しておらず、エンジン警告灯の意味がわかる程度で実質使い物にならないのだ。 そうなると正規ディーラーの専用機、エグザミナーが頼りで、決して安くはない診断料を毎回支払っているのが現状である。 毎度々々ディーラー頼りではなぁ、何か良い方法は無いものかとWebを徘徊していると、海外のアルファロメオオーナー … [Read more...] about アルファダイアグ(AlfaDiag)アルファロメオ専用診断ソフト(現 DnEcuDiag)
スナップオン(Snap-on) 18VバッテリーパックCTB4185
急な寒気到来とともにスタッドレスタイヤ交換の依頼が殺到。作業効率のいい通称「電パク」こと電動インパクトレンチがフル稼働。 当方使用のスナップオン(Snap-on)インパクトレンチCTJ4850は、使い始めて丸3年が経過した。 エアホースの煩わしさから開放されるため、日常作業は専ら「電パク」で、さすがにバッテリパックの寿命が近づいたようだ。 おそらく乾電池型ニカドバッテリを直列に複数個配列しているのだろう。1セルでも逝ってしまえば使いモノにならなくなる。 したがって、当然個体差があり、2個あるうちの一つは満充電でもほとんどパワーが出ない一方、もう片方は稼働時間は短くなったもののまだまだ使用に耐える性能を維持している。 今月はキャンペーンで多少割安で購入できる機会を得、とりあえずバッテリパックCTB4185を一つだけ購入。 … [Read more...] about スナップオン(Snap-on) 18VバッテリーパックCTB4185