当方管理車両に車齢が10年を越えるアルファロメオが1台あり、脆弱な車両を普通に通勤に使われていることもあって、年間に何度もメーターパネル内に警告表示する。
1998年以降生産のアルファロメオは故障が少ないと言われているが、「アルファロメオにしては」という前提を忘れてはならない。
何らかの警告灯が表示されると外部診断機を接続してみないことには内容がわからないのだが、汎用のスタンドアロン型外部診断機のほとんどはフィアットグループの車両に対応しておらず、エンジン警告灯の意味がわかる程度で実質使い物にならないのだ。
そうなると正規ディーラーの専用機、エグザミナーが頼りで、決して安くはない診断料を毎回支払っているのが現状である。
毎度々々ディーラー頼りではなぁ、何か良い方法は無いものかとWebを徘徊していると、海外のアルファロメオオーナーの間で流行っている(?)PC上で機能する専用ソフトがあることを見つけた。
アルファダイアグ(AlfaDiag、現行Dnecudiag)
というのがそれ。
こちらも海外サイトから有償でソフトを購入することになるが、PayPalでの支払いが可能で、サポートも英語に対応している。
また、デモ版も用意されているので、インターフェイスをテストしてからソフトを購入という手順が踏める。
適合車種は主にEOBD以前の車両のようだ。アルファダイアグ FAQ をスクロールすると適合車種とECUモデルの一覧がある。
前回紹介したScanMaster-ELMで使うELMチップ内臓インターフェイスケーブルは残念ながら使えないので、別途購入する必要がある。
こちらはアルファダイアグのホームページからリンクが貼られているサイトで購入可能なようだ。
少し見た感じでは、意外と深い機能が備わっていて、部分的には専用機エグザミナーに匹敵するのでは?と思わせる。
ケーブルのモディファイは必要だが、あの頻繁なエアバッグ警告灯点灯の原因究明とその消去も行えるとのことで、かなり期待できるソフトなのだ。
↓スイッチで診断するECUを切り替えられるモディファイケーブルも市販されている。
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