車検整備メカニック必携のトレッドデプスゲージ。
写真は,愛用のデプスゲージ。スナップオン扱いBlue-Pointブランド。
1mm単位で計測可能。1/32″単位の目盛りも併記してある。主に整備記録簿に記載するタイヤの溝深さや,ブレーキパッド,ブレーキライニングの残量の測定に用いる。
「道路運送車両の保安基準」では,タイヤの溝深さは1.6mm以上(大特,二輪等を除く)と定められており,摩耗限度はウエアインジケータ(スリップサイン)で知ることができるので,測定の必要はない。
本格的なノギスのデプスゲージ部で,同測定を行ってもいいが,砂塵などのある環境の悪い工具箱に精密測定器具を入れておくのは控えたい。
このデプスゲージは,ポケットクリップ付きのため,多くの車検整備を行う方は,常時胸ポケットに収納しておくといいだろう。
サンデーメカには特に必要のない測定器であるが,タイヤやブレーキパッドの減り具合や偏摩耗が定量的に評価できるので,面白い発見があるかもしれない。
↓このような安価なものから
↓純正の恰好いいものまで
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