愛用のスナップオン プリセット型トルクレンチQC3RM30(最新品番:QD3RM30) は、使用開始後10年経過した。
差し込み角1/2インチのトルクレンチは主にホイールナット締結に使用するが、例えばハブロックナットなど、200Nm超の指定トルクが小型車でも次第に増加している。
全長24インチの長いトルクレンチだと最大350Nmまで計測可能だし、100Nm付近のホイールナット締結にも使えるが、スタッドレスタイヤ交換時など、スピードを要求される用途にはどちらかというと不向きだ。
10年前当時のスナップオンのカタログには、国内正規販売してない旧単位系(メトリック)の19インチ6~30kgmのワイドレンジモデルが掲載されていて、正規店によるオーバーホールを対応いただけるとのことで非正規ルートで入手した。
外観はラチェットレンチのようだが、トルクレンチは立派は計測器だから定期校正が必要だと考えていて、ISO9001など公認の管理体制で運営されている事業所はともかく、その他多くの自動車整備工場のトルクレンチは校正などしていないだろう。
スナップオンジャパンでは、非常にリーズナブルな価格で校正(オーバーホール含む)を行ってくれるので、作業の品質確認のためにも定期的に利用したい。
↓主流になりつつあるデジタル式
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