3/8″dr.のブレーカーバーが故障した。
車検場でサイドスリップ不合格。
携帯工具にあった22mmのクローフットレンチでタイロッドエンドロックナットに挑むが固着で手のトルクでは完全に不足。
やってはいけないが、やむなく足でトルクを掛ける。
思いの外、対象は手強く、バキッと鋭い音と共にクローフット、ブレーカーバーがナットから外れて飛散し、冒頭写真の状態となった。
圧入ピンが中央付近で破断。コの字部分も若干開いた。
圧入ピン補給部品を交換し、コの字はプレスで修正。
厳密には金属内部で分子レベルの強度が落ちているだろうが、想定トルク内での使用に支障はないだろう。
無理をすると主要部が壊れ、修理と買換えの価格が均衡する他の工具メーカーと比較して、壊れ方にも合理性の感じられるスナップオンだった。
↓現行のソフトグリップタイプ
Kei says
車検場で、しかもタイロッドエンド(^^;;大変でしたね。私もsnap-onのブレーカーバーを愛用してますが、壊れるんですねぇ…タイロッドエンド交換や下回りのセンサー交換をした時はスペースが限られているため、エルボー+クロウフットが便利でした。
ハンドツールマスター says
Keiさん、こんばんは。
限界を越える使い方で初めてわかったスナップオンのクオリティでした。
ぐらぐらになった首を見たときはオーバートルクを後悔しましたがうまくリペアできて安心しました。
Kei says
こんばんは。
愛用している工具が壊れるとショックが大きいですね。安心してパワーをかけられるのもsnap-onならではと思っています。ですから、逆にどこまでが限界?と考えてしまいます。結構しなりますし…