工具の詳細はメーカーホームページに譲る。
無骨なデザインだが、持っていてよかったと思う異色の特殊工具。この発想は思いつきそうで思いつかないのか、パテント絡みか、他メーカーに類似品はない。
特に軽自動車のベルト調整。対象のボルトやナットに直接アプローチできてもレンチがほとんど振れない。
少しでも振ることができる場合はまだよい方で、全くレンチを動かすことができない場合も少なくない。邪魔な部品の脱着に手間を取られ、イライラした経験は無いだろうか?
タイミングチェーンで1:1に遠隔駆動される3/8″sq.のドリブン&ドライブ。
障害物に阻まれた狭小なスペースには、送り角の少ないラチェットやギアレンチが適当かと判断しがち。障害物の無いところまで駆動部分を移動させ、大胆にラチェットを振り回すのは快感だ。
正逆の切り替えもラチェットが手元にあるので比較的容易で、ベルト調整作業に重宝する。
内部構造を確認。
頑丈そうなタイミングチェーンが見慣れない形状のスプロケットに掛かる。相当高トルクに耐えられそうだが、一応メーカー指定の限界は超えないように心がけたい。
チェーンの「伸び」の分、トルク感が異なるので少々熟練が必要かもしれない。