レトロブームが衰えない。
単なる懐古趣味とは違う、若い世代にも受け入れられるレトロ。昔のモノには確かに存在感があった。
手にしてから以降の生活を一変させる特別な作用は、「○○のある生活」などと表現され、深く所有者の記憶に刻まれていくのである。
それは存在感というより本物感。
ほとんど不自由のない生活を送ることができる現代において、時折、不自由にもなるレトロが好まれるは、本物枯渇の現れではないか。白物家電のようになってしまった現代の車に魅力がないのも本物感の欠如。
さて、工具はどうだろう。
「スナップオンのある生活」
手にしてから以降の生活を一変させるに十分な魅力がある。
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写真のポリッシュドシャンクのドライバーは、under_line_logoさんのブログのアイデア拝借しました。