ビットラチェットが欲しい場面がある。
スタッビドライバーでは届かず,従来からあるビットラチェットでは対象に届くものの,送り角が大きいときだ。
今回紹介するのはPro-AutoでおなじみのスエカゲツールのビットラチェットMRG-14。
昨今流行のギアラチェット機構で,54歯の細かい送り角。専用の短小ビットを装着すると薄さ17mm。
ラチェット部の黒いスピンナディスクで早回しが可能。
全長が約90mmで,ビットラチェットでは小さい部類だが,トルクは十分に掛けられる。
ラチェット部の反対側は1/4″の六角メガネになっており,ビットを装着しても貫通しないようにストッパがある。ラチェットヘッドの大きさが邪魔になる場面で活躍するだろう。
長さ違いのビットを用意することで,意外に使えるハンドルになるのだ。