プロの自動車整備士 pacyangaさんのブログHaguruMAX!!よりカタログ落ちと伺い,購入したマックツールズの24ポジションラチェット XRIC10PA。
同機構のラチェットハンドルは,フリーポジション,マルチポジションなど呼称はさまざま。
ジョイント部分の切替レバーでフリーとロックが選択できる。
さて,同ラチェットの心臓部を早速分解。
切り替えレバー中心のカムが3つのパウルを押し開き,ヘッド部内歯に食い込ませる仕組みである。
3つのパウルには,比較的深めのギアがそれぞれ3山ずつ刻まれており,高トルクに耐えられる設計。
但し,切り替えレバーを中途な状態で使用すると,パウルと内歯が浅くしか噛み込まず,故障する恐れがあるため注意が必要だ。
新しいものは,切り替えレバーの節度が固めだから,より一層気を付けなければならない。
フリー状態のクランク動作にも期待したいハンドルだ。