現行のスナップオン(Snap-on)ラチェットドライバーは,ソフトグリップ。
シャンクが差替え式となり,グリップ一つで多彩な組み合わせが可能になった。
旧グリップでも,同様のシステムが組めないか検討した。
シャンクのスラスト方向の遊びの問題は、スペーサーの挿入で無事解決。
自動車整備を仕事とされる器用な方々にとっては,この程度の改造は簡単と思う。
奇抜な組み合わせとして,スタッビーグリップ+ロングシャンク。
ビットはベラ(Wera)のダイヤモンドコートを装着してみた。
スナップオンもACRビットになってからは,国産車のプラスビスにもよく合うようになったが,ベラのビットはリセスに食いつくようなフィット感。
数百円で購入できるので,ぜひ試してほしい。
macbeth says
こんな改造が…。
私は、あるものを使う派なんで見習わないといけませんね…。
とりあえず、ひさびさに下押しておきました。
ハンドツールマスター says
macbethさん,おはようございます。
このドライバの改造は,まったくのお遊びですが,納期の決まっている現場では,工具の加工や改造は必要に迫られますからね。
ボロボロになった共用工具でも,加工用として残してます。
macbeth says
おはようございます。たしかに、それはありますね~。自分の高い工具でも平気でそれだけのために加工してしまいます…。
それが、仕事ですね。(~_~;)
rocket says
しばらくぶりです。
自分もこのカタチのドライバーを工具箱に忍ばせている1人です♪
snap-onではありませんが、ベッセルのスタッビラチェットドライバーに長めのプラスのビットを装着したもの。
氏製作のような帯磁機能は望めませんが・・・
普段はドライバーとして。
時として1/4の8mmor10mmなんかがアタマに付いたりして。
ハンドツールマスター says
rocketさん,ほんとにお久しぶりです。貴ブログは,勝手にリンクさせてもらってますので。
内装関係など,スタッビのグリップで小気味よく作業したい場面があります。私は8mm,10mmの1/4ソケットを装着するために,専用のシャンクまで買ってしまいました。
OKU says
こんにちは。
「シャンクのスラスト方向の遊びの問題」はどの様にされたのですか?。
カラーみたいな物を作って入れた・・とかですか?
ハンドツールマスター says
OKUさん、こんばんは。
この遊びの問題解決法は、敢えて公開しませんでした。
秘密にするほどのことでもないのですが、この記事を読んで改造にチャレンジした方々に、この部分でつまづいて欲しかったんです。私よりいい解決方法があるかもしれないですしね。
OKUさんのように器用な方でしたら難なく解決できると思いますよ。
OKU says
こんにちは。ホントはギアとキャップの間にスペーサーかませばいいんですけどね。なんかメンドクサクなったので(笑)、ギアの底に6mm用のスプリングワッシャ入れました(ちょっとバネのへたったヤツ)。ギヤが2mほど飛び出てる格好ですが、縦に長いギアなので問題ないのでは?。遊びもゴク僅かとなり
私的にはこれで完成としますよ(ぶっつけ!)
ハンドツールマスター says
OKUさん、こんばんは。
私のとった方法もOKUさんと、ほぼ同様です。挿入した材料にはこだわりましたが…
OKU says
よかった・・!。「邪道」じゃないようなのでホッとしました(笑)。一応、底には薄くモリブデングリスを塗布しましたよ。キャップとの間に薄い銅ワッシャかませたのは秘密です(笑)。使ってりゃ「磨り減る」こともあると思いますが、その時は「修理の楽しみ」も味わえますね(爆)。
スマイル says
どうもはじめまして。
私もハンドツールマスターさんの記事を読んで、旧プラスチックグリップのスタッビラチェドラを差替え式に改造しました。
が、SGDMRC1-10とSGDMRC4-40は「カチッ」とはまるのですが、メッキ仕様の1/4スクエアーシャンク、SGDMRC4-TM4だけが「カチッ」と奥まで入りません。
ハンドツールマスターさんの1/4スクエアーシャンクは奥まで「カチッ」とはまりますか?
メッキ処理をしたぶん、ステンレスのシャンクより微妙に太くなっているのでしょうか。
ヤスリで調整しようと思っていますが、メッキなのでちょっと心配です。
ハンドツールマスター says
スマイルさん、はじめまして。
私の1/4sq.シャンクは問題なく勘合します。
スナップオンのメッキ工具は個体差が大きいのでメッキの厚さが原因ではないかもしれません。
正規店から購入したものであれば、ソフトグリップのドライバへの勘合具合をチェックし、不具合があれば交換などに応じてもらえるでしょう。
スマイル says
こんにちは。
現行のソフトグリップのラチェドラは持っていないので勘合具合をチェックする事はできませんでした。
この事が心配だったのですが、正規店で快く、無償で交換して頂きました。
今度の物は問題なく勘合しました。
次は交換用ブレードを狙っているのですが、これはメッキ仕様なのでしょうか?
メッキ仕様は購入するのが、ちょっと怖くなりました(笑)。
ハンドツールマスター says
スマイルさん、こんばんは。
こういった個体差は米国工具ならではですね。国産工具にはこのようないい加減さはほとんどありませんが、米国工具にはそれ以上に魅力があります。
私は交換ブレードはプラスの2番を持っています。メッキかどうかよく見ていませんが、ポリッシュはされていなくて、削り出しの加工痕が残っていたと思います。
nori says
はじめまして。自分も最近旧タイプのラチェドラを買いましたので、差し替え式に改造しようと考えています。そこで教えていただきたいのですが、中のギヤ(1/4シャンクが刺さる丸いギヤ)は新型のシャンクのボールの逃げ加工がある物に替えたのですか?それとも今まで付いていたものをそのまま使っているのですか?私は中のギヤも替えたいのですが、バンセールスさんに部品だけでは出ないといわれてしまって・・・ ぜひお願いします。
ハンドツールマスター says
noriさん、こんにちは。
ご質問の件、内部のギアはディンプルの無い旧型のものをそのまま使ってます。
ボールのフリクションのみで支えているのですが、逆さにしても落下することがないのでそのまま使用し続けています。
仰るように、新型のモノを使えば簡単なのですが、ギアのために新型を購入するのも勿体無いので、不満が出てきたらミニリューターでかこうしようかなと考えています。
nori says
こんばんは。
早速の返答ありがとうございました。新型ラチェドラのギヤのために1諭吉は勿体無いですね。しかも2つ購入したので、2諭吉・・・ 自分も不満が出るまで元々のギヤを使おうと思います。 ありがとうございました。