コーケン(Ko-ken)12角インパクトソケット

「これいいな…」

久しぶりにそう思える車だった。

5ナンバー枠7人乗りの窮屈なミニバンや,一見豪華だが必要のなさそうな装飾のセダンなど。それほど必要でない装備や乗車定員の多さとは反対に,ボディーカラーの選択肢が少ないのは,目立つことを好まない日本人的な感覚なのかもしれない。

そんな中,MITSUOKA K-1 は異彩を放っていた。

同社マイクロカーシリーズの組み立てキットである。完成後はミニカー登録(青ナンバー)をして公道を走ることができる。

エクステリアデザインも,豊富なボディーカラーも遊び心が満載で,カタログからしばらく目を離すことが出来なかった。

完成品もあるが,私ならキットだ。

「組み立てて,初めて味わえる感動がある。」

と,カタログのキャッチフレーズ。毎日の仕事で,難儀な分解・組立てばかりをやっているせいか,私の場合は

「組み立て始めて,味わえる安堵がある。」

だ。

さて,写真はコーケン(Ko-ken)の3/8″dr. 12ポイント インパクトソケット 13mm。

100系ハイエースのスペアタイヤ脱着時に使用していたノーブランドのソケットの摩耗が進んだため新たに購入した(前回記事参照)。

国内外問わず,インパクトソケットの12ポイントは,ほとんどない。国内ではコーケンぐらいだ。

コーケンの酸化皮膜仕上げのものは使用感がとてもよい。ブラックフィニッシュの重厚なイメージだ。

Hand Tool Master: