小型四輪を主に整備している場合,スパークプラグソケットは六角の二面幅が16mm(5/8″)と20.6mm(13/16″)の二種類があればよかった。プラグホールが狭小な軽の三菱エンジンには薄肉のネプロス(nepros) NB3-16SPで対応している。軽の三菱エンジンに対しては,KTC通常品のB3A-16SPが専用設計になっている。
さて,最近の日産車ティーダ,ノート等に搭載されているエンジンHR15DE,MR18DE,MR20DEのスパークプラグの六角二面幅のサイズは14mm。
今回はスパークプラグホールド機構に新しさのあるスナップオン(Snap-on)製をチョイス。
ボックス部がテーパーになっており,意外と十分な力でプラグを保持する。マグネット等のインサートがないぶん,碍子とソケット内壁とのクリアランスが広めになっていて,碍子折損のトラブルが起こりにくい配慮がなされている。
深いプラグホール内で使用するソケットにローレット加工は不要と感じるが,デザインが異なっているほうが,同サイズのソケットとはっきり区別できてよい。
また、米車用の9/16″(14.2mm)で本用途対応可能かもしれない。
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