通常の使用方法は前回記事を参照いただきたい。過去記事「小型ホースピンチ」
今回は応用編ということで,ホースの閉塞以外の使用方法を紹介したい。
ボンネットを開けてエンジンルーム内を整備中,もしくはハッチゲートを開けての作業中,サポートダンパーが正常に機能せず,ボンネットやハッチゲートが音もなく閉まりだし,挟まれた経験があるのは私だけではないだろう。ボンネットを支える力がなくなるほど機能低下したダンパーより,中途半端にへたったダンパーの方が時間差がある分,性質が悪い。傍で見ていると,まるで車に食べられているようなので滑稽極まりないが,挟まれた本人はたまったものではない。
あるとき,何気なくダンパーのシャフトに小型ホースピンチを挟んでみたところ,それがうまくストッパーになりボンネットの落下を完全に防ぐことができた。
ホースピンチを多少きつく締めこんでも,所詮機能しないダンパーなので傷がついても気にしなくていい。それまでは,木を挟んだり,鉄棒で支えたりしていたが,不安定で安心できなかった。同じ原理のボンネットストッパーがライル(Lisle)等から出ているようだが,専用品より汎用性に富むホースピンチがおすすめである。
↓現在はワンアクションでホースを閉塞できる便利な構造のものが主流だ
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