かつて工具メーカー各社がラインナップする板ラチェットにはよい物がなかった。
シグネット(SIGNET)から販売された「ギアレンチ」は板ラチェットの進化形。ギアレンチ部がフレックスになっている。
一番重宝するのはサイズのもっとも小さい8mmで,主に日産車の光軸調整。ヘッドライトユニット裏から長く伸びているボルトを回して光軸の調整をするのだが,ドライバーやその他レンチではやりにくかった。このギアレンチを使用すると送り角が小さいため、うまく調整ボルトを回せる。
KTCの光軸用レンチは, 専用品だが少し大きい。ギアレンチなら小振りで汎用性もある。
シグネット製品は台湾製といわれているが,全体的に安価。本締め可能ということだが,力いっぱいトルクを掛けるとギアがロックすることがあり,あくまでも仮締めレンチとして使用するのが適当だろう。
オープンエンド部を異サイズのギアレンチにしてメガネギアレンチとして発売して欲しいと思う。
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