現在使用中のラチェットハンドルは、以下の3種類。
①スナップオン(Snap-on) F723A 3/8スタンダードラチェット
ギア数20。操作は軽め。高トルクはかけられないが、操作の軽さと小さいソケットの着脱の容易さが特徴。
②スナップオン F734A 3/8″dr.マルチパーパスラチェット
ギア数30。操作は重め。バックラッシュ少ない。単体でスタビラチェットとして、またブレーカーバーと組み合わせてロングフレックスラチェットの様にも、Tラチェットの様にも使用可能。シャローの小さめのソケットが外れにくいのが難点(写真はソケット離脱改善のためプッシュリリースに改造してギア数20)。
↓現行品
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③ スナップオン FX936 3/8ロッキングフレックスシールドヘッドロングラチェット
ギア数36。操作は重い。ハンドルがしなるほどトルクをかけても壊れない。固く閉まったボルトが緩むと同時に切り替えレバーが反転してしまう時がある。それでも壊れない。フレックスのロック解除ノブ(黒い出っ張り)は操作しやすい位置にあるが、フレックス部に少しでも力がかかっていると親指の力程度では動かず、使い方にコツがいる。また、同レバーを横にスライドさせてフレックスフリーの状態も選択できるが、ラチェッティング時に誤って触れてしまい、時々ロックされてしまう。フレックスに適度な重さがあればロック機構は不要ではないかと思う。
↓こちらは差し込み1/4、ソフトグリップタイプ
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耐久性に優れているスナップオンのラチェットハンドルも一長一短、満足のいくものは今のところない。
金属ハンドルの形状はスナップオンを模倣したものが各種販売されているが、決して握りやすい形状ではない。トルクを掛けようと端を握ると手のひらに食い込む「コブ」があるからだ。
KTCのネプロス(nepros)のように均等な太さのものや、一見安っぽく見えるプラスチックハンドルの方がずっと使い易いと思う。
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