国産車では最近見かけなくなったパーキングブレーキ機構内臓キャリパ。
ブレーキパッドの交換時、ピストンは捩りながら押し戻す必要がある。国産のそれは、ピストン端面の凹凸形状に合致するアダプタをセットして単に時計回りに捻ればよい。
輸入車の4輪ディスクブレーキ車はまだ主流の同機構。
キャリパピストンは国産とは違い与圧が必要なものがほとんどだ。
押し戻す方向にピストンを押さえつけないと、空回りして全く戻らない。
そこでこの特殊工具。
キャリパ内にセットして圧力をかけつつピストンを捩じ込めるようデザインされている(写真はアルファロメオ用)。
|