愛用のストレートメガネ スナップオンSnap-on XDHM
作業スペースに余裕がないエンジンルームでは、ストレート形状は必須。
新しい頃はクロームメッキが眩く、毎日のように拭きあげていたレンチ表面は、使い込むうち小傷が一様に広がった。そして、磨耗の激しい箇所は銅下の赤っぽさも出てきた。
「スナップオンは表面が滑らかすぎてオイルがついた手では滑ってしまう。だから梨地のレンチがいいのだ。」
という論評を目にすることがあるが、それは間違いだ。なぜならば、その重要な作業の前にオイルのついた手を洗うことが大切だからだ。自動車整備をする上で汚れはつき物。
しかし、油汚れで不安定なままレンチを握ることは避けなければいけない。
清掃された滑らかな表面に、しっかりと張り付く手。そして、確実に伝わるトルクの到達。
梨地のレンチでは味わえない至高の感覚なのだ。
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