マックツールズのラウンドヘッドラチェットXR12SPAのヘッド部はファコムタイプのクイックリリース72ギア。
しばらく使い込んで回転方向切り替えが親指一つで軽くできなくなってきた。
ブレーキダストや砂塵がラチェット内部の油脂に呼び込まれるためだ。
それと比較して、同様のラウンドヘッドを持つスナップオンのF747Aは切り替え部の分解はできなくて、不具合の際はギアユニットの交換となる。
マックのラチェットより遥かに長く使っているが、切り替え動作に全く不具合がない。ほんとうに長期間メンテナンスせずに安定して使い続けられるのはスナップオンだけだ。
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切り替え部の分解清掃ができるファコムタイプをこまめにメンテナンスするのが良さそうに感じるが、全く壊れないスナップオンのリペアキットは用意したまま使わず何年になるだろう。
プロの場合、作業中に不具合が発生し、正常復帰するまでの時間短縮が大切で、スナップオンのようにユニット交換が理想と思っている。ファコムタイプのギアユニットの場合は組み立てに手加減が必要な箇所があり、操作のフィーリングを好みに調整できる一方、こだわりだすと時間ばかりを費やすからだ。
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