前回話題にしたスナップオン(Snap-on)のスクレーパーを入手した。
全長が14″でラインナップ最長の一本である。
比較に同等のブレード幅であるKTCのステンレススクレーパーを並べた。
他はフラットなのに,最大幅(30mm)だけ先端角度がついているKTCのステンレススクレーパーは,グリップの握りにくさや,切れ味の悪さで気持ちよく使ったことがあまりない。
スナップオンのように,たとえブレードの幅が広くてもガスケット剥離用途としてはフラットであるべきだ。
これだけロングリーチであれば,奥まったシリンダブロック側面などにもアプローチできるだろう。
また,ブレード部や,1/4″スクエアシャンクは,力の掛けやすくなったグリップから伝わる力にも屈しない剛性だ。
スナップオンの同スクレーパーには長短,ブレード幅違いで7種類ある。諸兄の作業スタイルに合う数本をチョイスするとよい。