コーケン(Ko-ken)の差替え式T型レンチ3716。
3/8″dr.はウォブルタイプで,一段押し込むとノーマル状態になる。使用直後から角に変形が見られ,メッキが剥がれたことは以前リポートした。過去記事「スナップオン(Snap-on)ウォブルエクステンション」
それから約半年間使用した状態が冒頭の写真。
残念ながら,すべての角のメッキが剥がれ,母材がむき出しである。剥がれかかったメッキ箔は鋭利で,不用意に素手で触ると怪我をする。国産工具メーカー品のメッキの弱さを実感した。
同様の形状をしているスナップオン(Snap-on)のウォブルプラスエクステンションは,使用頻度が高いにもかかわらずほとんど摩耗も変形もなく,ましてメッキ剥がれなど皆無である(下の写真)。
これこそ,私が求める品質だ。
例え同じものが他工具メーカーで10倍の値がついていても,品質が満足できるなら他メーカーを選ぶ。工具の不出来が原因で怪我をすることがあってはならないからだ。それにしても,国産工具のメッキの品質は,ずっと前から変わらない。