写真のブラスバー(真鍮棒)はノーブランド品でドリフトとテーパーの2本組み。
比較的軟らかい材質で,衝撃を与える対象を傷つけにくく,また火花も飛ばないので離脱した燃料ライン付近でも使用できる。使用するうちに先端に「めくれ」ができるので定期的に卓上グラインダーで仕上げる。軽く20年は使えるだろう。
ブラスバーなど珍しくもない一般的な工具だと思うが,勤務先の工場では私しか所有していない。
他のメカがどうやってこの工具に頼る作業をするのか見ていたところ,驚いたことにエクステンションを使用していた。
まさかと思って私のスナップオンのエクステンションの差込部をチェックしたところ,何本かやられた後であった。開いた口が塞がらなかったが,これが勤務先の現状。
いや,こういったメカニックは無視できないほどいるのかもしれない。プロに仕事を任せるなら一度その工具を見せてもらえばよい。
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手入れは行き届いているか?
整理整頓ができているか?
余計な工具で工具箱が満載になっていないか?
無理な使用で痛んでいる工具がないか?
その仕事ぶりが窺えるだろう。