スナップオン(Snap-on)のストラップフィルタレンチA91Dを使ってみた。
対象は日産アトラス(ディーゼル車)の燃料フィルター。
カップ式フィルタレンチを使う場合は,フィルター下部のセジメンタセンサーが邪魔になるので,あらかじめ取り外す必要がある。今回使用したストラップ式の場合はセンサがついたままで作業ができる。
↓老舗のLisleにも同様の工具がある
工場共用のくたびれたストラップレンチとは桁違いの使いやすさ。締め込み時は,フィルタレンチの金属部分が食い込んでフィルタを変形させてしまうのではと心配していたが,もともと低トルクの締め付けで,かつ,金属部分が予想とは異なって食い込まず,難なく締結できた。
工場にある旧ロゴのスナップオンフィルタレンチでは,取り外し時にフィルタを変形させるので,締結には用いたことがなかったが,新型は使える。ちなみに,マックツールズ(MAC TOOLS)現行のストラップフィルタレンチ(デラックスタイプ)は,スナップオン旧型と同型である。
価格は安くないが,それを十分上回る価値がある。