写真は使用中のコンビネーションレンチである。代表として各12mmのものを並べた。
上から順に
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トネ(TONE)スタンダード
シグネット(SIGNET)フレックスギアレンチ
スタビレー(STAHLWILLE)ロング
スナップオン(Snap-on)ロング
各工具メーカーのカタログを見ていると,国産工具メーカーの代表KTCの場合,レンチの項はメガネレンチから始まるのに対して,海外工具メーカーの代表スナップオンはコンビネーションレンチから始まる。レンチのスタンダードが地域によって異なっているということだろう。
随分歴史ある勤務先の工場の場合,共用工具の中のレンチというとメガネが圧倒的に多く,コンビネーションレンチは数が少ない上に使用頻度が低いのか,古い工具のわりに綺麗な状態だ。
スナップオンというとコンビネーションレンチを連想するほど代表的な存在。それを実際に手にして使ってみたくて購入したのが一番下のレンチだ。
ロングを選択したのは,スタンダードでも十分長いスナップオンにさらに長いレンチが存在していることに興味が湧いたからだ。
いろんな場面で使用していて感じたのは,オープンエンドの強さである。二面幅12mm程度のボルトであればスパナ部で,ほぼ必要十分なトルクで使用できる。つまり、厚さが違うのだ。