写真の変わった先端形状のロンズノーズプライヤーは,実は間違って購入したもの。
このプライヤーが手元に届いたときはどんな場面で活躍するのか想像できなかったが,通常のロングノーズプライヤーを使う場面で積極的に使用していると、いくつかの使いやすさがあることがわかった。
まず、国産車の直径10mm程度のフューエルホースやウォータホースによく使われている3つ突起が出ているタイプのホースバンドをつかむとき,食いつきがよい。よく観察してみると先端がS字になっているために,うまく3つの突起を3点で支持していることが理由だとわかった。以前のように,つかんだと思っても肝心なところでパチンと外れてイライラすることがなくなり,スムースに作業を進めることができる。
一番活躍するのはホースバンドであるが,その他の使用場面でも3点支持が有効に作用する。がっちりとホールドする状態は従来のロングノーズプライヤーでは実現できず,今ではノーマルタイプはほとんど使用しなくなってしまった。