切れ味の鋭さで有名なクニペックス(KNIPEX)のニッパー(ダイアゴナルカッター)。愛用モデルは,No. 74 21 200 ハイレバレージ12°ベントタイプ(画像 左側)。
3mmφ程度の針金ならほとんど抵抗なく切れる。市販のニッパーは,無理をすると歯に欠けができるものや,2mmφ程度の針金の切断でも手が痛くて力が入らないものがほとんどで,ヘビーな使用に耐えるものは数少ない。
切断以外の用途として,てこを利用した割りピンの引き抜き作業がある。たて引きは本来の使用方法でないが,クニペックスの強靭な歯は十分無理が利く。
最近, スナップオンのハイレバレージダイアゴナルカッター388ACP(画像 右側,ヘッド部は同じくベントタイプ)を購入した。しかし、その切れ味はクニペックスの比ではなかった。
3mmφの針金を切断するのに相当力がいる。価格はクニペックスの倍。切れ味は落ちるが,乱暴な扱いでも刃に欠けはない。割りピン抜き専用として使用することには問題ないだろう。
約20年、毎日のように交換したワイパーブレードのステンレスレールを廃棄時に細かく切断してるが、切れ味は全く変わらず、一切の刃こぼれがない。
耐久性に優れたクニペックスのニッパー。切れないものを何度も買い換えるより,クニペックスを1本購入しよう。
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